Kyoto City High Schools

2020.01.09

 

「全国高校生フォーラム」に参加しました！

１２月２２日（日）に東京都千代田区にある東京国際フォーラムにて，文部科学省主催の「全国高校生フォーラム」が行われました。SGH（スーパーグローバルハイスクール）およびWWL（ワールド・ワイド・ラーニング）として指定を受けている全国の学校から高校生約400人が一堂に会し，日頃の学習や課題研究の成果をポスター形式で発表しました。
　本校からは昨年の海外FWをきっかけにチームを組んだ２年生の長岡祐太郎くん，梅澤秀河くん，山下諒大くんの３名が参加しました。３人は自分たち２年生の代から始まる大学入試改革，中でも特に英語の分野の改革に着目し，「社会で求められているような「実用的な」英語の能力は本当に高校生全員に対して必要なのだろうか？」というテーマのもと，高校生の視点から教育のあり方に一石を投じました。発表ではこれまでEP（「エンタープライズ」総合的な探究の時間校内呼称）の授業で学習したことが十分に活かされ，先行研究を十分にふまえること，信頼できるデータの取り方をすること，それから言えること・言えないことを十分に検証して議論につなげることなど，まさにEPの粋を集めた，学校の代表として相応しい発表となりました。
　午後からは全国の代表生徒達と英語でグループディスカッションも交わし，SDGsの4番目の項目にあたる「教育」をテーマに真摯な議論を交わしました。
　本格的な舞台での発表経験は，将来彼らが学術の場に羽ばたいていった際にも大きく役に立つことでしょう。学校の「顔」としての発表，本当にお疲れ様でした。今後の活躍に期待します。