社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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17期生の海外フィールドワーク出発まであと1ヶ月半。EP1(エンタープライズ1:1年総合的な探究の時間の校内呼称)の授業では,現在,出発に向けた取組が大詰めを迎えつつあります。
その中で,17期生が昨年暮れから取り組んでいるのが「一次データ収集の型」の学習です。自分の主張や意見を説明し,他者に問い,納得してもらうためには,論理的であることが必要です。つまり,単に主観的な思いを伝えるのではなく,様々なデータを活用してある程度の客観性をもって説明をする必要があります。そこで,海外フィールドワークで現地調査活動を行う前に「一次データ収集の型」を学び,現地でより有用なデータ収集・活用につなげていきます。
この取り組みの中で,生徒は,フィールドワークのグループに分かれ,冬休みなどを活用して「ゴミ問題は「誰にとって」の問題なのか。」「京都にあるハラール認証店」「マレーシアと日本の企業の経済戦略の違い」「本屋の子供向けコーナーで戦争に関する本・絵本が何冊あるか」など,各グループで設定したさまざまなテーマにのっとってデータ収集をしました。そして,集めてきたデータを分析・考察し,A3サイズのポスターにまとめました。
この取り組みを発表する機会として,1月23日(木)6時間目,17期生はメモリアルホールに集結し,ポスター展示会を行いました。生徒たちは,時間いっぱい,他のグループがつくったポスターを回覧し,データ収集方法や分析,考察法など自分たちのポスターとの「ちがい」などを見ることで,自分たちに足りなかったものや,自分たちができていたことなどをふりかえり,「データ収集」についてあらためて学んでいきました。
17期生のみなさん,今回の学習を活用して,現地でのフィールドワークをより「良い」ものにしていきましょう!