その「わくわく」がありたい未来をソウゾウする
美術工芸科
〒600-8202 京都市下京区川端町15番地[MAPを見る]
TEL. 075-585-4666 FAX. 075-341-7006
5月26日(金)に実施した2・3年生の専攻別美術見学の様子の紹介です。
今年度の春の専攻別美術見学ではコロナ対策も一段落したことから遠方へ足を延ばすことができました。陶芸専攻の行き先は岐阜県多治見市です。多治見市はわが国を代表する焼き物の産地であり、1千年を超えて窯の火を絶やすことがなかった地でもあります。
まず訪れた美濃焼ミュージアムでは、館長による美濃焼の歴史の解説とともに時代の経過によってさまざまに変化する陶芸作品に触れることができました。
次の現代陶芸美術館ではハンガリーの現代陶芸を扱った展覧会を鑑賞した。学芸員の方からは、ハンガリーのおかれた歴史的な立ち位置が作品に与えた影響などについてお話していただきました。
3つ目に訪れた水月窯は人間国宝でもあった陶芸家、荒川豊蔵氏の工房を受け継いでおられる窯元であり、登窯や穴窯、手回しロクロなどのお話も聞くことができ貴重な機会となりました。
最後に訪れた意匠研究所は本校の卒業生が進学するケースも多く、非常にレベルの高い教育内容をうかがい知ることができました。
今回の美術見学は非常に内容が充実しており、生徒たちも大いに刺激を受けたようでした。