その「わくわく」がありたい未来をソウゾウする
美術工芸科
〒600-8202 京都市下京区川端町15番地[MAPを見る]
TEL. 075-585-4666 FAX. 075-341-7006
情報 l の授業では、5月から「学校施設の改善策を提案する」というテーマで問題を解決するための手順を学んできました。
まず、より快適に学校生活を送るための改善策を考える。次に、その策が有効であることを証明するための根拠となる情報を集める。そして、論理的で説得力のある提案を行うことを最終目標としました。
今回は、校長、副校長、事務長など、学校運営に直接携わる先生方を前にして、グループごとにプレゼンテーションを行いました。
生徒たちは、短い期間の中で考え、調査分析してまとめた内容を、先生方を前に緊張しながらも堂々と発表していました。発表を聞いた先生からは、実際にその提案を実現するためにはどのようなハードルがあるのか、生徒達では気付けない問題点も厳しく指摘していただきました。
自分たちの提案を否定されるということは、経験がある大人でも辛いものです。しかし、そこで終わりではなく、そこから対話が始まるのだということも、校長先生からお話しいただき、高校生になったばかりの1年生にとっては非常に良い経験になったのではないかと思います。
今後も、様々な場面で問題を解決する活動や、自分たちの考えをプレゼンテーションをする機会があると思います。その経験の中で少しずつ自分自身をブラッシュアップしていく。一つ一つの経験を糧に、学びのPDCAサイクルを繰り返して成長してほしいものです。
(校長談)
提案の中には、生徒でなければ気づけないようなものをプレゼンテーションしたグループもありました。また、本当に実現させたいと考えられるものもありました。学校側としても生徒たちが一生懸命考え、提案してくれたものを、ただ単に授業の一環ととらえるだけでなく、少しでも学校生活が豊かになるように検討をしていきたいと思っています。素晴らしい提案をありがとうございました。