その「わくわく」がありたい未来をソウゾウする
美術工芸科
〒600-8202 京都市下京区川端町15番地[MAPを見る]
TEL. 075-585-4666 FAX. 075-341-7006
3年アートフロンティアコースでは、2年次から選択した専攻分野ではない実習体験を、将来のキャリアアップの観点から選択し履修できる「実習A(前期)・実習B(後期」を設置しています。
来年度前期は4講座を設けています。
「アートブック」
現在「ZINE」の制作を行っています。ZINEとは、MAGAZINEから名付けられていて、アメリカの西海岸から始まったとされるアーティストたちが自分を紹介するために、小部数で簡易的な出力(コピー機)等を用いて作られた冊子です。気軽に、ラフに肩の力を抜いて、「私」をテーマに、デジタルをメインとした小冊子を複数作成しています。
また同時進行で、この講座のメインでもある、世界にひとつだけの本「アートブック」の構想も進めています。粘土など様々な素材に触れながらアイデアを深めています。
「こだわりの陶芸」-釉薬で描く陶板-
約10センチ角のタイルを制作し,そのタイルに自分で考えた装飾デザインを12種類のカラフルな釉薬を自由に用いて描きます。同じ模様のタイルが連続した時にどのように見えるのか考えながらデザインしました。
最終的には30×30センチのパネルに額をつけて展示します。
「マンガ創作」
アナログからデジタルまでの画材を用いてマンガ・イラストを制作します。業界で有用するテクニックやノウハウを学びながら、最終的には合同作品集を作る予定です。
「Meta Quest研究会」
仮想空間に絵を描くことができる「open brush」というアプリをを使用して、立体絵画を制作しています。アプリ内には様々なブラシの種類があり、油絵の具のような質感を出せるブラシや、キラキラした効果のあるブラシなどがあります。描くときは平面のキャンバスに描くのではなく、空間に存在させるようなイメージで描きます。描いたものは360度回転して見れるので、絵画的表現ではあるけれど、立体的な要素もあるので、「立体絵画」と呼ばれています。生徒たちはそれらの特徴を生かしながら自由な発想でテーマを自身で設定し、制作しています。