その「わくわく」がありたい未来をソウゾウする
美術工芸科
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現代美術家 川俣正さんのプロジェクト「夢浮橋 ワーク・イン・プログレス2023」のイベントの一つとして,日仏学生交流ワークショップ「あなたが鴨川に橋をかけるなら Vol2」を,9月16日(土)14:00-17:00に,本校アクティブラーニングルーム2にて開催しました。
参加者は本校1年生5名と,京都国際フランス学園の生徒さん7名の計12名。
まずは,嵯峨美術短期大学にて美学を専門に教えておられる岩崎陽子准教授から川俣さんのプロジェクトと今日のワークショップのレクチャーを受け,制作をスタートしました。
美工生とフランス学園の生徒がペアになって着席し,最初は自己紹介をすることもお互いに緊張している様子でしたが,制作が進むにつれ打ち解けることができ,中には共同制作で作品を仕上げた生徒もいました。
制作が始まってから,川俣さんがパリのご自身のスタジオ(アトリエ)からオンラインで入ってくださり,生徒作品にアドバイスをいただきました。
世界を舞台に活躍されている川俣さんのプロジェクトに参加し,またフランス学園の生徒さんと一緒に作品をつくることは,日常では味わえない大きな刺激になりました。
「鴨川に橋をかける」というテーマですが,川俣さんからは「実際に渡れなくてもいい。自由に考えてほしい」というアドバイスをもらいました。生徒にとっては公共の場の在り方を普段とは異なる視点でとらえ,アートと関連付けて考えるという非常に興味深い経験であり,想像力を一所懸命に働かせ考えていました。
ワークショップで制作した作品は,本日9月30日(土)~10月29日(日)の金土日の11時~17時,本校1階展示室にて展示し,一般の方にも見ていただけます。(入場は塩小路通りに面した入口からのみです)
詳しくは次回の記事にてお知らせいたします。