その「わくわく」がありたい未来をソウゾウする
美術工芸科
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学校コンソーシアム京都共催で「第21回 Joint S&E Forum」が開催され、本校の2年生4名が参加しました。
このイベントは、高校生と京都洛南ライオンズクラブの方々が一堂に会して、午前は第1部として各学校での学習活動や研究活動の発表と質疑応答を行い、午後の2部は同クラブの会員の方とテーブルごとに気軽な雰囲気の中で、仕事や人生などについて語り合い、異なる学校の中学生・高校生と、世代の異なる経営者・起業家が交流を通して相互理解を深める貴重な機会です。
第1部ではまず最初に先輩スピーチ(塔南高校卒業生)があり、様々な経験の必要性やコミュニケーションの大切さを高校生に伝えてくれました。その後の生徒発表では各学校の特色がよく表れたプレゼンテーションであり、素晴らしいものでした。本校生徒の発表は、「『美術』をもっと身近に感じられる『教材』づくり〜『美術』と『社会』と『私』の関わりを考える探究活動〜」と題して、昨年度末に実施した美術研修旅行のプロジェクトを含んだ探究lの取組を発表しました。具体的には、神奈川県立近代美術館葉山館での教材の企画・教材の制作や、その教材を実際に御所東小学校の6年生対象にワークショップを実施、その成果を中心に組み立てた素晴らしい発表でした。また、各校発表後の質問タイムでも本校生徒は積極的に手を挙げ発問するなど、学校における協働的な学びの成果が感じられました。
第2部のグループディスカッションでは、各グループ4〜5名で活発に意見交換が行われ、最後にグループごとにどんなことを話し合われたかの報告がありました。本校生徒は各グループで書記をしたり報告会の代表者になったりと素晴らしい活躍をしてくれていました。
閉会の後、参加した生徒達からは、「参加している学校はそれぞれ専門性に違いがあり、やりたいことが皆違ったが、価値観の違いがあって興味深く学びになった。」「各学校の発表を聞いたが、美術を学ぶ視点から見たら、どの分野でも美術の専門性が活かせると思った」「自分の制作に活かせるものを得ることができた」など、目を輝かせて感想を述べてくれました。そんな姿の生徒たちに、校長としてとても頼もしさを感じました。
今後も様々な外部団体や教育機関との連携やイベントが予定されています。生徒たちが少しでもそのような活動に参加し、自ら主体的に行動し成長してほしいと願っています。
(写真上:第1部の本校生徒発表の様子)
(写真中:本校生徒が質問や代表者となって報告をしている様子)
(写真下:第2部のディスカッションの様子と参加した4名)