その「わくわく」がありたい未来をソウゾウする
美術工芸科
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1年生「情報I」の授業では「情報デザイン」について学んでいます。
先日、京都駅でフィールドワークを行った結果をロイロノートでまとめて、最後にグループ発表を行ってもらいました。
今回は、それぞれのグループで、英語圏の方、高齢者、車いすの方、視覚障害のある方などを想定し、駅の案内表示を頼りに目的地までたどり着けるかを検証しました。
実際に駅を探索した生徒からは「英語や中国語での案内もあって分かりやすい。」「トイレの案内図は分かりやすくて点字の表記もあった。」「エレベーターの場所を示した看板が設置されていた」など、駅の工夫を見つけた声と同時に「英語表記が小さくて見づらい。」「看板が上の方にあって見つけにくい。」「ドアが重くてお年寄りには開けるのが難しいと思う。」「この部分は点字タイルが無くて、視覚障害のある方にはたどり着けないのでは。」「車いすが通るにはこの入り口の幅は少し狭いと思う。」など、改善点も多く挙げられていました。
普段何気なく利用している駅の中にもたくさんの工夫があり、利用者に必要な情報が様々な形で提供されていることを知ると同時に、自分とは違う状況にある人がどんな視点で駅などの施設を利用されているのかを考える機会にもなったのではないかと思います。
また、プレゼンテーションについても、回を重ねるごとに自分の課題を見つけて、聞き手にとって分かりやすく、惹きつけられるプレゼンテーションが出来るように成長してほしいと思います。