その「わくわく」がありたい未来をソウゾウする
美術工芸科
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先週31日(水)、2年生の専門実習 l の授業内で、京都芸術大学より森本玄先生をお招きし、西洋美術史の講義をしていただきました。
森本先生は、大学では美術工芸学科の教授をしており、専門分野は絵画・版画です。今回は美術史の専門分野の先生ではなく、作品制作をしている方の視点から西洋美術史の講義をしていただくことにしました。
講義の最初に先生から、自分の経験を踏まえ、制作する者は美術史を学んでいた方があらゆる面で意義があることを伝えていただきました。その後、西洋美術史の始まりであるエジプト文明美術から始まり、ルネサンス、そして印象派までの美術の流れを作家の視点から読み解いていただきました。
内容は、美術史的なことはもとより、絵具がどのようにしてできたのかや持運びには豚の内臓が使われた話、印刷技術の話など、道具や用具の変遷がどのように美術に関わっているかなど歴史的視点に立った説明もあり、生徒の興味がわくようなものでした。
講義を聞いた生徒たちにとっては、今後につながる大変有意義な時間となりました。