その「わくわく」がありたい未来をソウゾウする
美術工芸科
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陶芸専攻2年生では、9日(金)の実習授業において「やきものの色と釉薬」というテーマで授業が行われました。
本校が新しい教育活動として、今年度より本格的に取り組んでいるBIKO steAm の一環であり、生徒たちは興味深く楽しく授業を行っていました。
陶芸とは、素材に対して物理的にアクセスする作業と高温焼成による化学変化によって素材を劇的に変化させることで成り立つ芸術ジャンルです。後者については化学の知識がある場合とない場合では表現の追求度合いが大きく変わることになることは明らかで、そのためにも2年生のうちに釉薬の種類や発色の仕組みについて学習する必要があります。
写真は、実際に3種類の釉薬を作成しているところです。
この授業を通して、陶芸における釉薬の知識を深めることはもとより、「なぜこんな色になるのか?」「どうしたらこんな色が出せるのか?」などの疑問から、化学に興味関心が少しでもわくことを期待しています。