その「わくわく」がありたい未来をソウゾウする
美術工芸科
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4月9日(火)2年生はマルチホールにて進路学習をしました。美工生が各自の進路に主体的に向き合い,生涯にわたり学び続ける力の基盤づくりを,本校では「CAREER PRODUCE」と名付け取り組んでいます。この日は進路支援部主任から,2年生が美工生としての「今,そして,これから」を自分ごととして取り組むための話がありました。多くの生徒が志望する,美術系の上級学校への進学には,早めの選択・準備・対策が必要であり,また,進路選択のためには,「自分のことを知る。社会のことを知る。」ことが重要であることが伝えられました。
また,これからの社会では,「美術×〇〇」のように,何かと何かを組み合わせて社会を捉えることが個性であり強みとなるため,高校生のあいだに社会を広げるためにも,美術以外の教科や分野の学習にも関心を持ち,美術教科とは異なる側面でものごとを捉えていくことの大切さをあらためて認識ました。
2年生は専攻実習が始まったばかりですが,半年後には進路の方向性を見定め,進路探索に関わる美術科目にも取り組みます。入学後のこの1年間があっという間であったように,これからの1年間も飛ぶように過ぎていくのではないかと思います。学校にある多様な経験のチャンスを生かし,専門的な美術の勉強を存分に楽しむと同時に,様々な分野を通して世界を広げる日々であってほしいです。
主任からの話にもありましたが,常に「自分はどんな人?何がしたい?」「どんな風に将来社会と関わる?」「受験の仕組みって?」など,自分や社会に起こっていることを問いかけ続け,「ライバルは自分=自分を知ろう」をキーワードにし,考えてきたこと・興味関心があることを深めたり広げたりしながら,「私は何をしたか」「私は何を考えているか」を語れるようになり,自分の進路・キャリアをつかみ取ることを心から応援しています。