その「わくわく」がありたい未来をソウゾウする
美術工芸科
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染織専攻実習において、3年次課題「浴衣帯制作」の合評を、2・3年生合同で行いました。
学年間での交流や学び合いを促進するとともに、BIKO steAmの一環として、国語教科の「話す」「聞く」を実践し、言語による表現の大切さを意識し、活用する機会をつくりました。
3年生はプレゼンの中で、作品の主題、制作過程での気づきや学び、2年生へのアドバイス等について語りました。2年生は、プレゼンの内容をグラフィックレコーディングの手法を用いて記録しました。授業後には記録したものを相互共有することで、学びを深めます。
2年生は、プレゼンをよく聞き取り、心に響いたことや学びになる情報をピックアップし、他者に伝わるように工夫して再構成しました。3年生は、これまでの制作について言語化することで意識的に総括しました。また、自身の作品や言葉が他者にどのように届いているのかフィードバックを受けて、次の作品制作に取り組んでいきます。
この合評を通じて、作品や言葉には受け手(鑑賞者・聞き手)が存在するということを改めて意識し、想像力や多様な表現力を磨くきっかけになればと望みます。