その「わくわく」がありたい未来をソウゾウする
美術工芸科
〒600-8202 京都市下京区川端町15番地[MAPを見る]
TEL. 075-585-4666 FAX. 075-341-7006
6月20日(木)、京都市教育委員会教育委員室にて、昨年度末の3月に実施した海外短期派遣研修「Bridge to Boston」の報告会を行いました。京都市教育委員会からは、東教育政策監、菅野指導部担当部長、清水指導部顧問、小枝学校指導課担当課長をはじめ多くの関係者のご出席をいただきました。
開式後、本校校長挨拶、生徒及び引率者紹介のあと、派遣生から研修で印象に残ったこと・学んだこと、研修を通した自身の変容、研修での学びを今後の学校生活や将来にどのように活かしていくか等について派遣生一人ずつが、スライドを活用しながらプレゼンテーションしました。
プレゼンテーションの最後には代表生徒から、「7月19日に辞しする校内報告会でBAA(ボストン・アーツアカデミーの略称)の生徒から学んだ精神を伝える事で生徒と先生の関係性を変えていきたいと考えています。つまり、先生から学ぶのではなく、自主的に学んだ事を先生に伝えられるような関係です。そして、海外の同世代の生徒達に目を向ける事で学校全体でグローバルマインドを育てていきたいと考えます。言葉では伝え切る事のできない程の体験をボストンでする事が出来ました。ボストン美術館に足を踏み入れた時の感動は今でも鮮明に思い出されます。このように実際に目で見て耳で聞いて、五感を使って初めてわかる事がボストンには沢山ありました。この私たちの感動を是非、在校生、特に1年生そして更に次の世代の後輩へ繋いで行きたいと思っています。これからもボストンと美工、そして美工だけでなく日本の架け橋として尽力して行きます。本当にありがとうございました。」という言葉で締めくくってくれました。
その後、委員会の方との懇談会があり、終始和やかな雰囲気の中、様々な質問などに生徒は丁寧に答えていました。
派遣生をはじめ、在校生にとってこの取り組みは非常に貴重なものであり、アートを学ぶ生徒たちにとって有意義なものであると考えています。7月19日には在校生向けに報告会が予定されています。本校としては来年度以降も引き続きこの交流派遣に取り組んでいきたいと考えています。