
その「わくわく」がありたい未来をソウゾウする
美術工芸科
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1年生は探究授業の中で、現代詩(歌詞)の批評を通じて自身の考えを言語化し、他者と共有する技術を身につける批評プロジェクトに11月から取り組んできました。
生徒たちは興味を持った曲ごとに6チームに分かれ、選んだ曲の土台となる様々な情報を調べ、歌詞を解析し、何を感じたか、どこが気になったか等々、音楽評論家になったつもりで、互いに意見を出し合うことから始まりました。同じ歌詞でもメロディやキーの違いによって意味も違っている等の意見が出ていました。
その後分析した内容を文書化するにあたり、まず自身の主張を決め、主張を補完する根拠を探し、試行錯誤しながらも論理的になるよう文書を作成しいていきました。
12/10(水)の授業では、生徒たちは他者の作成した6曲すべての批評文を読んで、1)客観性や論理性を重視しているか、2)論点ははっきりしているか、3)説得力があるか、等を着眼点に振り返りを行い、共有しました。
歌詞やメロディ、出てくるモチーフや発売日まで様々な切り口で批評文が構成されており、それぞれが興味を持ち着目する視点の多様さが個性的で非常に興味深いものでした。
今後もこうした姿勢を貫き続けていくことが大切で、自身の作品を語る力に繋がってくる、説得力を増し思慮の深さに繋がってことを期待します。

