
その「わくわく」がありたい未来をソウゾウする
美術工芸科
〒600-8202 京都市下京区川端町15番地[MAPを見る]
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2年生はこれまで探究授業の中で、展覧会の社会的意義や運営について学び、作家・運営者・鑑賞者それぞれの視点の違いや自己・他者理解を深め、言語化する力や集団での合意形成はかる力を身に着けつつ、「良い美工作品展」とは何かを深く考え探究してきました。
美工展を観に行きたい!と内外から思ってもらえるような魅力的な言葉や挨拶文、コンセプトを作るため、6チームに分かれ、ギャラリートークやプレビコを再検証し、話し手・聞き手両者にとって理解が進むようミーティングを重ねてきました。
また、それぞれのリーダーを中心にメンバー全員が自分事として捉え、共感してもらえるようなユニークなブランディングを行ってきました。
12/12の全体ミーティングでは、リーダーからテーマを「ひらく」とする発表があり、「開く」「啓く」「拓く」の3つの意味を持たせ、第1段階として作者が自分の思いや経験を作品へと「開く」、第2段階は作品を通して鑑賞者が新しい発見や感情を「啓く」、そして第3段階として鑑賞者同士でさらなる表現者を「拓く」というコンセプトが完成しました。
理想の美工作品展を提案するため、3段階それぞれ誰に対して何をしたいのか、3チームに分かれてポスターを作成していきます。残り10回の授業の中で、どんなポスターが出来上がるのか、本当に楽しみです。

