世界をつなぐ越境者
~Beyond the hill today, Beyond yourself tomorrow~
普通科(進学型単位制)
〒605-0000 京都市東山区今熊野悲田院山町5-22[MAPを見る]
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3月18日(木)1年次生国際コミュニケーションコースを対象にパーラメンタリーディベート講習会を開催しました。昨年12月に実施予定でしたが,コロナウィルス感染症の影響により延期となり,今回,5つの教室に分かれ,パーティションの使用や換気等,感染防止対策をしっかりと行いながら,オンラインにより実施することができました。
まずディベートの意義や効果,ルール説明の後,1ラウンド目は「小学生にスマホを持たせるべきだ。」という論題で, 2ラウンド目は「学校の授業はオンラインレッスンの方がよい。」という論題でディベートを行いました。各チーム4人のディベーターがそれぞれ役割を分担し,主張を述べ,相手チームに反駁した後,ジャッジから勝敗の告知と丁寧な議論展開の確認とアドバイスが行われ,生徒たちは皆熱心に聞き入っていました。
生徒たちは各論題に対して真剣に考え,英語を用いて一生懸命自分たちの意見を伝えようとしていました。終了後には「もう一度やりたい!」,「POI(質問)ができなくて悔しかった」,「難しかったけど楽しかった!」などの声が聞かれました。生徒のアンケートによると,86%の生徒が「とても楽しかった」「楽しかった」と回答し,86%の生徒が,ディベートを通して「英語学習のモチベーションが上がった」と回答しました。
今後も,今回学んだ,論理的に考え,それを相手に分かりやすく伝える力を使いながら,HIYOSevenの発信力・受信力・思考力等を鍛え,意見を交流し,自分たちの意見を自信を持って世界に発信してほしいと願っています。
以下,生徒のアンケートより抜粋します。
・相手の意見を聞き,取り入れながら自分の主張を英語で話すということは普段の授業ではあまりやらないことで,自分の即興性があまりないことに気付きました。これからもっとたくさんの経験を通し,英語学習へのモチベーションを上げていきたいです。
・あまり日常では触れない未知のことでしたが,新しい発見があったり,普段の学校生活では身につかない力が身についたと思います。
・日常会話をするには単語が必要で,しっかりと単語と文法を学習して話せるようになりたいと思いました。
・順序を踏まえ,相手の意見を聞いた上で,自分で主張するのはとても難しいけれど,とても良い経験ができました。
・賛否決められたチームの視点から考えることで,いつもと違う意見が浮かんだりして,自分の中でも色んな意見が生まれ,楽しかったです。
・とても難しかったけど,難しいと思っているのは自分だけじゃないから協力しあえて仲が深まった気がしました。
・話す内容は決まっていても,前に立つと焦って頭が真っ白になったので,授業や日々の生活の中で意見を話す機会を持って,練習していきたいと思いました。
・自分の意見を発言したり,反論したりすることで主張,発言する力,相手の意見を聞く力も付くと思うので,とても良い経験ができたなと思いました。
・議題について考えるには,基礎知識がもっと必要だと実感しました。限られた立場や言語の中での意見交流は楽しかったです。