世界をつなぐ越境者
~Beyond the hill today, Beyond yourself tomorrow~
普通科(進学型単位制)
〒605-0000 京都市東山区今熊野悲田院山町5-22[MAPを見る]
TEL. 075-561-4142 FAX. 075-551-9046
11月17日(水)
修学旅行A班(4組5組7組)3日目
最終日ホテルを出発していよいよ阿蘇山へ。到着までに京都では決して見られない、そしてどんどん移り変わる景色に生徒たちも引率教員もワクワクが止まりません。
到着後ガイドさんに案内してもらいながら草千里ヶ浜を散策。穏やかながら噴煙を続ける中岳火口をバックに写真や動画を撮り続ける生徒や教員。時間いっぱいまで寝転んだりはしゃいだり、写真を撮りながら散策したグループもありました。火山博物館後方の展望デッキにあがると360度見渡せる素晴らしい景色が広がっており、この日はガイドさんも滅多にないと言われるほどの晴天で、遠くは長崎県の雲仙・普賢岳の先端がうっすらと見えるほどでした。
自由時間は馬に乗る人がいたり、写真を撮ったり、土産物を選んだり各々楽しく過ごし、昼食の後は阿蘇火山博物館へ。
阿蘇山が外輪山で囲まれた中に人が住んでいるのが珍しいことや、やはり日本が火山大国で火山の噴火や災害と共存しながら生きていることを映像や講和、風船と小麦粉を使ったわかりやすい実験や丁寧な解説を通して学びました。
阿蘇火山博物館での圧巻は、ガイド人数の都合で2グループに分かれてまわっていた私たちが、震度計の前で集い、一斉にジャンプしてその震度計の揺れを体感することができたこと。最後にA班全体の集合写真を撮影して九州を後にしました。
本来海外での修学旅行予定だったものが度重なる予定変更や様々な理由で参加人数も減ってしまった今回の修学旅行でしたが、私たち引率教員はこの3日間で参加した生徒たちが受信力、発信力、思考力、適応力、挑戦力などの日吉ケ丘高校の掲げる力を伸ばしただけでなく、確実に急速に皆が仲良くなり、お互いの気遣いや、周りへの感謝など精神的にも集団の成長を目の当たりにできて本当に幸せでした。何よりも生徒たちが全員無事で、笑顔で過ごしてくれてよかったです。この良い雰囲気を学年全体に広げていけるよう今後も指導していきます。