世界をつなぐ越境者
~Beyond the hill today, Beyond yourself tomorrow~
普通科(進学型単位制)
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昨年末令和3年12月25日(土)26日(日)オンラインで開催された第7回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会にESS 2年次生荒川慶介さん,渡邊千恵さん,1年次生中村たまきさんの3名が出場し,日吉ケ丘高校はチームスコア129点,4試合中1勝3敗でした。
日吉ケ丘高校はこれまでに今全国大会に3回出場していますが,今回は例年より20校ほど多い,全国84校が参加し,年々高校生の英語力もディベート内容もハイレベルになっています。
「プラスチック製品に課税をすべきである」や「いじめをした子の親は刑事罰に課されるべきである」「日本は北京五輪の外交ボイコットをすべきである」などの論題に対してそれぞれ15分の準備時間で即興英語ディベートを行いました。予期しないトラブルにも臨機応変に立て直して立派に戦い,ジャッジの別れるであろう試合もありました。
初戦で対戦した筑波大学附属駒場中・高等学校が全国優勝し,二日目準々決勝から決勝まで応援しながら対戦を見学した日吉ケ丘の生徒たちも喜んでいました。
今大会参加の醍醐味のひとつは,上位入賞を逃しても準備時間に論題に関連した講演を聞けることです。反論の作り方に関するレクチャーや食料問題,とりわけタンパク質の不足を解決するために行われてきた品種改良の歴史や今後の展望についてのレクチャーなど,参加した生徒たちは今後につながる知見を得られたと思います。
二日間とも昼食時はブレイクアウトセッションにて全国の高校生,教員は全国の教員との交流会,二日目に至っては高校生,教員の垣根を越えた交流の機会もありました。今年もコロナ禍のため対面で対戦できない歯がゆさはありましたが,現地に駆け付けられなくても交流できたり,テレビの中継のように現地の景色を見せてもらえたりオンラインならではの交流や見学の形がありました。
また,学校のディベートの取り組み実践に対して授業導入実践校として表彰されました。
今年度は2年次生2名,1年次生1名,3名のチームで全国大会に参加しましたが,全国大会には参加できなかったものの,京都府の講習や試合に参加している1年次生メンバーが合計7名おり,次年度への期待も大きいところです。今後も生徒たちがディベート活動を行って参りますので引き続き応援よろしくお願いいたします。