世界をつなぐ越境者
~Beyond the hill today, Beyond yourself tomorrow~
普通科(進学型単位制)
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7月23日(土)コロナ禍以来3年ぶりに対面で「令和4年度 第1回パーラメンタリーディベート講習会~講演及びオンラインディベート交流会~」が日吉ケ丘高校英語村を会場として行われました。京都府立及び京都市立高校6校12チームが出場し,会場校校長である本谷一校長の開会式挨拶にもあった通り,昨今コロナ陽性者数が増加し続け,本校を会場にした対面でのディベート講習会開催も一時は危ぶまれましたが,感染症対策を徹底して実施することを決定し,無事開催することができました。
第一部では『即興型ディベートの教科書』著者で,英語ディベート経験豊富な加藤 彰氏よりzoomにてご講演頂きました。生徒たちは加藤先生の質問に挙手で答えたり,意見を問われて会場参加者の前で発表するなど有意義な時間を過ごしました。加藤先生の呼びかけに対して,参加している教員も思いもよらない観点で意見を述べる生徒もおり,同世代の生徒たちの意見に刺激を受けた者も多かったのではないでしょうか。先生の問いかけに対して日吉ケ丘高校からも宮川さんや荒川くんが意見を述べました。
事後アンケートによると生徒たちは以下のように感想を述べています。
「自分の出来ていないところや出来ていることを4段階に分けて可視化することができたのは良かった。弱点や得意な点、それらが分かったのはいい経験になった。」
「講師の先生のお話やワークショップを通して、自分の意見だけでなく、ほかの人の意見や先生の意見を得て、自分の考えが狭かったことに気づきました。
論理的思考を忘れず、俯瞰的に論題を考えられるようになりたいと思います。」
第二部では講演で学んだ内容を踏まえて他校のチームと,「オンライン教育はオフライン教育よりも優れている」という論題でディベートを行いました。
残念ながら日吉ケ丘高校は勝利できませんでしたが,他校生徒と直接対戦するのは楽しかったようで第一部で学んだことや自分の伸ばしたい力を意識しながらディベートに生かすことができたようです。
「講習会と交流会共に色んな意見を得られてとても楽しかったです!貴重な機会ありがとうございました。受験でディベートの練習から少し離れますが、受験でもこのディベート、講習会の知識を生かせる部分があると思うので、この講習会はとても楽しく、意味のあるものだと思います。」
「公式の大会ではなく講習会だからどれだけ失敗してもかまわないという言葉で少し前向きになれたので次は余裕を持って楽しみたい」
3年生はこれで引退ですが,講習会やディベートを通して学んだこと,身につけた力や考え方を今後も生かして自らの進路実現に生かして欲しいですし,1,2年生は今後もディベート活動を続けて英語力やディベートの技術も伸ばしつつ,様々な場面でそれらを生かしていって欲しいと思います。