世界をつなぐ越境者
~Beyond the hill today, Beyond yourself tomorrow~
普通科(進学型単位制)
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7月22日(土)日吉ケ丘高等学校英語村にて、「令和5年度第1回パーラメンタリーディベート講習会」が行われ、日吉ケ丘高校からは3年生2名、2年生1名、1年生3名の計6名の2チームが参加しました。この英語ディベート講習会は京都府立、京都市立高校が合同で行ってきて8年目になる講習会ですが、今年は休憩時間に生徒同士の交流時間と場を設けたこともあり、これまでにない満足度で、交流会の参加生徒の感想が「とても楽しかった」「楽しかった」で100%となりました。
パーラメンタリーディベート講習会立ち上げ当初から関わり、開催校校長でもある太山陽子校長先生より開会式にてお話があり、ディベート活動と、各校でも取り組まれている探究活動(ゼミ活動含む)との親和性についても言及されました。
「塾は廃止されるべきである」、「現代社会において結婚するよりも独身でいる方が良い」、「生徒は人間の教師よりもAIによってディベート指導をされるべきだ」という三つの論題で各校対戦しました。中でも三試合目は各校から代表者が選ばれ、エキシビションマッチが行われました。
初参加でディベートのやり方もよくわからなかった1年生も1試合目で手法の説明やアドバイスを受け、2試合目は勝利することができました。また2試合目にて優勢に進めていた2、3年チームも対戦チームからの鋭いPOIが決定打となり負けてしまい、もっと英語力を伸ばしたいと思うきっかけにもなったようです。
アンケート結果からも「普段では関われない他校の人と交流をする事が出来た」「新しい友達と交流出来たのが楽しかった!」などの声も多くアフターコロナ、ウィズコロナ下でもリアルでの他校生徒との交流は意義があり、今後の交流会でも続けていくべき活動のひとつだと感じました。
エキシビションマッチに日吉ケ丘の代表として出場し、スピーチで会場を沸かせ、チーム勝利に貢献した1年生貴島庸幸さんは以下のように語っています。
「初めての経験で1度目のディベートではうまく喋ることができなかったが、2度目では1度目の経験を活かし具体例を挙げるなどして上手いディベートができて嬉しかった。エキシビジョンマッチでは直感的な意見を言ったりして、論理的かと言われたらそうとは言えないかもしれないが何とか自分の意見を伝え切ることができた。まだまだ改善点はあると思うが、この講習会に参加して最後までやり切った自分を褒めたい。」
次回は祝日の11月3日(金)に日吉ケ丘高校英語村での開催が決定しています。次回まで彼らがどれだけ成長するのか、どれだけ周りを巻き込んでいくのかを期待しながら本校でのディベート指導を継続していきたいと思います。