世界をつなぐ越境者
~Beyond the hill today, Beyond yourself tomorrow~
普通科(進学型単位制)
〒605-0000 京都市東山区今熊野悲田院山町5-22[MAPを見る]
TEL. 075-561-4142 FAX. 075-551-9046
7月23日(水)、京都コンピュータ学院から前納一希先生をお招きし、夏のキャリアWEEK特別企画として【マジック×プログラミング】講座を開催しました!この講座は昨年度から始まった企画で、タイトルは『魔法と情報学』。元マジシャンでもある前納先生が、手品を使って情報学の基本である「アルゴリズム」や「プログラミング」の考え方を楽しく教えてくださるワークショップです。
講座では、前納先生が生徒たちにカードマジックを直接指導。最初は「これって情報学なの?」と驚く声もありましたが、実はマジックには「決まった手順=アルゴリズム」があり、それに従えば必ず成功する仕組みのものがあります。生徒たちは、そのマジックを通して「アルゴリズム」という情報学の重要な考え方を、体験的に学ぶことができました。
さらに前納先生は、マジックには「話し方」や「見せ方」も大切だと教えてくれました。お客さんの注意を引きつけ、うまくコントロールする力は、まさにコミュニケーション力。そこから、情報学の重要な概念である「スキーマ」について教えてくださいました。情報学はコンピュータだけの学問ではなく、人の認知や心理、言語なども深く関わる分野なのです。このことを知ったうえで、プログラミング、すなわちコンピュータで情報を処理する手段を自由に使いこなせるようになると、世界がぐんと広がることを教えてくださいました!
生徒の感想の一部を紹介します。
○「イベントに参加して情報のイメージが変わった。難しいイメージだったけど意外に楽しかったし、みんなできるというイメージになった!」
○「意外にマジックと情報に関係性があって驚いたし、とてもおもしろかった。」
○「情報のイメージががらっと変わりました。」
○「プログラミングをしてみて、自分好みにカスタマイズできるのがめっちゃおもしろいと思いました。」
2時間のワークショップはあっという間。生徒たちは楽しみながら情報学の新しい一面に触れ、「情報学=難しい」というイメージから「情報学=面白い・身近」という新しい視点を得ることができたようです。
前納先生、今年も楽しくて学びの多い授業をありがとうございました!