すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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5月15日(金)に,21期生担任団の協力を得て,生徒とのzoom接続テストを行いました。
技術的な目的としては
・校内のwifiから安定して接続できるか?
・家庭から接続している生徒に映像・音声が問題なく届くか?
・ホストの意図通り機能が動作するか?
などを確認することでしたが,なんといっても,生徒たちに担任団からメッセージを届けられ、反応をリアルタイムに確認できる機会になるということで,西川学年主任は本人の表現を借りれば「学年アッセンブリのつもりで」内容の準備を進めてきました。
接続テスト開始の11:30の10分ほど前から,2年担任団の先生方がHR教室から接続を開始し,また,職員室などから担任団以外の先生方も参加しながら,生徒の接続を待ちました。実際どれほどの生徒が参加してくれるか少し不安ではありましたが、5分前ほどから徐々に生徒の参加が増え始めました。「入室」を知らせるクラス・出席番号・名前が一人ずつ画面上に増えるのが本当に嬉しく感じられ,最終的に全体で100人を超える参加者があったことを先生方みなで喜び合いました。
まず,学年主任から久々の直に声で届ける挨拶と、「画面共有」という機能を使っての注意事項の説明がありました。接続状況を確認したいので、「チャット」に自分の状況を書き込んで下さい、というお願いに対してチャット画面に生徒からの「見えてます。聞こえてます」といったメッセージが一斉に書き込まれました。とても素朴ではありましたが多くの生徒にリアルタイムのやりとりができていることをとても嬉しく感じました。
その後、担任、学年担任の先生方から一言づつ,画面に顔を見せながら休業期間中の体調やこころの状態,学習状況を気かけていることや,再開後に会えることを心待ちにしていることなどを伝えました。「退室」の指示のあとも,先生方と生徒たちが,名残り惜しそうに「チャット」でもう一言挨拶を加えたりしていることが印象的でした。
15分程の接続テストでしたが,
・一部の参加者は,音がとぎれとぎれになること,音が割れて聞きづらいことがあること
・接続テストの時間帯,学校のネットワークと外部との通信量にはまだ余裕があったこと
・校内の接続場所あるいは用いたPCによって音声の配信状況が悪くなること
がわかりました。状況報告をしてくれた生徒のみなさんに感謝します。
また,数人の生徒は接続時間終了後に接続してくれました。次の機会には是非,他のみんなと同じ時間を共有しましょう。
今回わかった不具合などの解消・回避をしながら,今後,登校日が設定や分散登校などが実施されたあとも,zoomやmoodleなどのネットワークを活用した支援をしていきたいと考えています。
堀川高校も,教職員・生徒・保護者のみなさんと,また広く社会とつながり合うために,今まで先生方と生徒たちが大事にしてきた考え方や方法を活かしつつ,堀川高校らしい「新しい生活様式」を模索していきます。
(写真は15日(金)のzoomテストのための準備の様子です。本番は,各教員が別々の場所で十分に距離を取って,マスクをはずして臨みました。)