すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
〒604-8254 京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2[MAPを見る]
TEL. 075-211-5351 FAX. 075-211-8975
本年度の京都市立高等学校読書感想文コンクールには,第2席,第7席,佳作,と2年生3名の生徒が入賞しました。また,第2席の生徒は,合わせて,66回青少年読書感想文京都府コンクールにおいて,佳作を受賞しました。たいへん嬉しい知らせでした。
本日考査後,そのうち2名の生徒について,図書館長の教員も見守る中,校長からの伝達表彰を行い,賞状と副賞を授与しました。
二人の生徒に読書の魅力を尋ねると,よく読む作家をあげた上で,「その世界に入り込める。」「耽美!現実では到底ありえない耽美な世界を垣間見られる。」と話してくれました。
本校は図書館利用率も高く,日常の中で当たり前のように読書をする生徒も多く,また探究基礎の個人研究において,必要に迫られる場面も多々あります。一方,「何を読んだらいいんだろう」と手をつけかねる生徒のための読書指導も行っています。例えば,今年度も国語科の教員が中心となっての『読めるものなら読んでみろ』編集委員会から「~堀川高校教職員からの挑戦状~読めるものなら読んでみろ2021」が発刊されました。教職員が堀高生に勧めたい本の紹介文をまとめた冊子で,卒業生に贈られる他,教室や図書館に置かれています。
教員が紹介した本の一例をあげると,「不穏の書,断章(フェルナンド・ペソア/澤田直訳)」「父(芥川龍之介)」「革新幻想の戦後史(竹内洋)」「働きたくないイタチとことばがわかるロボット(川添愛)」「工業化の歴史的前提(川北稔)」…
生徒も教職員も,「教養の獲得」を視野に,また人生をより愉しむためにも,少し背伸びをした読書にも勤しんでいきたいと思います。