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普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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2月13日(土)堀川高校本能館にて日本高校生パーラメンタリーディベート連盟(HPDU of Japan)の理事長、渋谷教育学園渋谷高校の北原隆志先生を講師にお招きした、パーラメンタリーディベート講習会&練習会が開催されました。京都市立高校及び京都府立高校の生徒39名と京都府市、他府県、私学教員の32名が集い、本校では1年生7名と2年生2名が参加しました。
ディベートというと難しいものと構えてしまいがちですが、今回練習会ということもあり生徒も先生たちも初心者も多くいた中、今後の授業や部活動などに取り入れることも視野に入れながら、北原先生やHPDUの先生方のご指導の下、ディベートやジャッジを見よう見まねで体験してみました。
北原先生からは初心者が多いのに、POI(相手チームのスピーチ中の質疑応答)に挑戦した生徒が多かったことなど、京都の参加生徒の健闘ぶりにお褒めの言葉を頂きました。
他校と編成チームに属さなければならないことになり、最初は躊躇していた本校一部生徒も試合が終わる頃にはすっかり他校生徒たちと打ち解けて仲良くなっていました。チームとして作戦を立てる中でいっぱいコミュニケーションをとったのでしょう。
生徒たちだけではなく、京都市立、府立、他府県、私立、普段はそれぞれ別々の所属の教員がこの講習会でジャッジを他の先生方と複数で行ったり、休憩時間など交流し、親交を深めることができたことも大きな収穫でした。
パーラメンタリーディベートの授業への取り入れ方において、ジャッジを複数にし、コメントを日本語でもよしとする、など他にも北原先生が授業や生徒の実情に合わせてどんどんアレンジすればよいのだとご助言を頂き、教員にとっても非常に参考になる講習会となりました。
講師の北原先生が指導される渋谷教育学園渋谷高校は今年1月下旬に開催されたPDA高校生パーラメンタリーディベート世界交流大会でイギリスやアフガニスタンをおさえて一位を獲得。海外留学をしなくてもパーラメンタリーディベートを続ければ、ネイティブにも負けない英語でのコミュニケーション能力、論理的思考、交渉力を身につけることができると北原先生は仰います。
一試合目より二試合目の方がより話せるようになった、もっと話したい、試合をしたいと思った生徒も多かったのでしょう。試合に負けて悔し泣きする生徒も。言いたくても言えないもどかしさ、「楽しい+しんどい=たのしんどい」、実力+αくらいのタスクの方が成長するのでしょう。
質疑応答の時間では「英語の得意な友達でもディベートというとなかなか誘っても来てくれないがどうしたらディベート仲間を増やすことができるか」という運営教員側のような質問をする生徒も。
北原先生のご回答は「そんな時はとにかくこうした練習会や講習会に誘ってみてください。今日参加して楽しかった人はそれを周りに広めて下さい。」とのことでした。言葉だけでは限界があり、体験した人にしかわからない、伝わらないこともあるのです。その熱意に応えるべく、この会を一度だけで終わらせるのではなく、次に繋げられないかと京都市及び京都府運営陣もご検討下さるようです。今回残念ながら参加できなかった人も是非次の機会は参加し、この輪を広げていきましょう。