すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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10月7日(金)、前期末の終業式が行われました。前期末考査の最終日であるこの日には、考査、一斉清掃のあとアリーナに集まり、前期末の節目となる行事を迎えました。
式では、3年の生徒の伴奏とともに校歌を斉唱したあと、校長からの挨拶がありました。そこでは、前期の間にさまざまな活動に積極的に取り組んだ生徒たちへの労いとともに、ときには自身のあり方や生き方について思い悩んだであろう生徒たちへの言葉があり、ひとりで抱えず学校の先生、家族などに話をしよう。学校を頼りにしてほしい、と呼掛けました。
高校生活も後期を残すのみとなった22期生へは、文化祭という大きな取組を終え、一人ひとりの進路実現に向けて、一丸となって「高みをめざす」ことの大切さが訴えられました。
23期生へは、高校3年間の中間地点を迎え、今まで前方にある太陽に向かって進んできたところから、これからは「景(ひざし)」を背後に歩むことになる、というこれからの決意を促す言葉が伝えられました。
24期生へは、高校生活初めての半年間を終え、これまでを振り返るとともにまた新たな半年間へと進んでいくことへの激励が送られました。
最後に、2006年のノーベル平和賞受賞者であるムハマド・ユヌス氏の言葉を引用しながら、今後出会う機会を大切にしていってほしい、そのために有意義な秋休みを過ごしてほしい、という言葉がありました。
また、前期中に大きな表彰を受けた陸上競技部、ボート部、放送局が紹介され、生徒の活躍に全員から温かい拍手が送られました。
その後、アリーナでは、2年生が残って「探究基礎まとめの会」が催されました。
昨年4月の「DIVE」に始まり、1年前期「HOP」、1年後期「STEP」、2年前期「JUMP」で学んできたことを、DIVEの際の班で再集結して共有しました。
さらには、「ReDIVE」と題して新たな課題に20分間取り組み、これで探究は終わりではなくむしろ始まりである――そんな意識を共有しました。
最後は、1年間23期生を牽引した2人の探究基礎委員長からの挨拶があり、それぞれの言葉でこの1年が締めくくられました。
とはいえ、11月2日の論文最終〆切、その後の活動録の作成まで活動は続きます。探究基礎の授業は幕を閉じますが、23期生の探究はまだまだこれからです。
(写真 上:終業式の様子)
(写真 中・下:探究基礎まとめの会の様子)