すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
〒604-8254 京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2[MAPを見る]
TEL. 075-211-5351 FAX. 075-211-8975
11月11日(金)、3年ぶりに、北は北海道から、南は沖縄まで、全国からの約200名の教育関係者の皆様にお越しいただける研究大会を開催することができました。校務などたいへんお忙しい中お越しくださった皆様に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
本年度の研究大会テーマは「生徒の自己調整力をどのように育成し、どのように評価するのか」。これは、研究大会のみならず、今年度を通しての本校の研究テーマです。
はじめの全体会1では、冒頭、京都市教育委員会指導部 担当部長 菅野 明宏様からご挨拶をいただきました。その後の校長の挨拶に続いて、本校における「令和4年度教育課程と研究テーマについて」と題して、企画推進部長と1年学年主任より、報告を行いました。本校が新しい教育課程を編成した考え方や挑戦していることについて、それぞれの立場からお話をしました。特に、1年次に置いた“学び方を学ぶ”時間の「学びのアセスメント」について、現状と課題を報告しました。そして各教科の研究授業・公開授業へとつなげました。
昼の休憩をはさんで、各教科ごとの分科会を行い、活発な意見交換が行われました。最後の全体会2では、本校が20年以上取り組んできた「探究基礎」(本校の総合的な探究の時間)について、令和4年度からの新しい教育課程の中でどのように位置づけどのような力を生徒につけようとしているか、新科目「理数探究基礎」との関連も含めて、研究部長より報告をしました。
閉会の後、本校教職員で総括会議の時間を持ち、各教科の分科会での学びを交流し、研究部長、校長からのまとめと問題提起を共有しました。全体を通して、「自己調整力」ということばをどう定義し、どのような場面でどの側面を評価していくのか、という大きな問を確認することができました。
忘れてはならないのは、生徒たちの頑張りと協力です。今日の研究授業・公開授業に臨んでくれた生徒たちはもちろん、全ての生徒たちに、心からありがとうを伝えます。来週からまたともに、探究の日々を重ねていきましょう。