すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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24期生の宿泊研修(現地研修)まで、いよいよ残り1ヶ月となりました。各クラスの宿泊研修委員を中心に、よりよい研修内容にしようとこれまで10ヶ月を費やし準備をしてきました。過日、ついに宿泊研修委員会を中心に作成してきた「しおり」が完成し、宿泊研修委員から「いろんな人の手を通して、大切に作られたしおりです。学年主任の言葉を借りれば、命の次に大切なものです。しおりは決して攻略本ではなく、自ら考え、対話し、行動することでその本当の価値を享受できるものです。」というメッセージとともに、本日のコース別会で24期生に手渡されました。このしおりは、5コースのものを順番に並べると表紙がひとつながりの絵になるようにデザインされており、現地研修の場所は違えどみんなで一つの宿泊研修を作り上げていこうという思いが感じられるものとなっています。
各コースの巻頭には、教員は、校長、学年主任、団長から、生徒は、宿泊研修委員長やコース長からの巻頭言が載っています。その中から沖縄コース長の言葉を一部抜粋します。
巻頭言を書くにあたって
家庭科で久しぶりに調理実習ができて、私は、嬉しかった。宿泊研修に行けるってことがうれしい。今となってはマスクをつけるまでの動作が体に染みついているけど、はじめての部活の大会が中止になった中学2年のとき、悔しくて、悔しくて、半分怒っていて、半分はしょうがないと思っていて、でも、悔しかった。2回目の中止は、悔しいけれど、先にあきらめがきていた。3、4回目は、自分の感情をマヒさせる術を身に着けていた。毎回ダメージを受けるわけにはいかないと思って、悔しいという感情をはじめからなるべく抱かないように、気をつけている。でも、これは間違っている。旅行に行ける。しかもこのメンバーで。(以上、原文まま)
この3年間学校現場でもさまざまな変化が求められてきました。4年ぶりに1年生の3月に宿泊研修に向かいます。生徒も、教員も、心待ちにしていた3月がやってきます。後1ヶ月、最後まで、ぬかりない準備を。