Kyoto City High Schools

2023.03.13

 

やくたねコースDay４＆Day５

３月９日（木）現地研修４日目は、午前中まず、鹿児島県立種子島中央高校を訪問しました。種子島中央高校の１年生２０名と、やくたねコースの４１名が一堂に会し、さまざまな交流を行いました。

　種子島と京都という、遠く離れたところに暮らす高校１年生どうしの交流は、metaverseという仮想空間上で事前に宿泊研修委員と種子島の高校生の間で始まっており、今日はいよいよ「生で」対面することになりました。交流会は、まず種子島中央高校の１年生によるポスターセッションを堀川高校生が見学し、互いに探究活動の中で学んできたものを出し合いながら対話を実践していました。

　その後、種子島でご用意いただいた名産品をいただきながら休憩し、続いて堀川高校パートになりました。アイスブレイクの後に各班で種子島の高校生にインタビューをしたり、２地域の比較をしたりしながら、お互いの生活や文化について理解を深めました。

　最後は、参加した生徒全員で記念撮影。種子島中央高校では冬に京都に修学旅行に来られる予定とのこと。「京都にお越しの際は…」といった言葉を交わしながら、おもてなしへの感謝を伝えるやくたねコースの生徒たちでした。

　種子島中央高校をはじめ、種子島にある１市２町のご協力もいただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。その後、マングローブパークや鉄砲館を見学し、ジェットフォイル（船）で種子島を後にして鹿児島港に上陸し、鹿児島市内で最後の宿泊となりました。

　３月１０日（金）現地研修最終日となる今日は、鹿児島中央駅を中心として、班別研修を実施しました。これまでの数日訪れたところに比べて人も多く、さまざまなものが集積する鹿児島市の様子や、自然の営為をはっきりと見せてくれる桜島、幕末の志士達の歴史情緒あふれる街並みなどを見てまわりました。

　１５時に集合場所に集まったときには、うっすら日に焼け、この５日間を名残惜しそうにする生徒たちでした。これから鹿児島空港に向けて移動し、飛行機で伊丹空港へ戻ります。