すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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今日から2日間、本校の別館である本能館にて、1年生が入学して初めて探究活動に取り組む、探究DIVEが行われます。
1日目の今日は、初めに、全体で開講式を行いました。
学年主任から、「私たちは本能館という異空間にいる。だからこそ、全力でチャレンジしてほしい」という言葉がありました。
また、今日のために短い時間ながら準備を進めてきたスタッフの代表生徒は、探究の目的について「探究は問題を解決する能力を育むもの。全員で、本気で取り組んでほしい」と説明しました。
開講式が終わると、アイスブレイクです。生徒はこれから2日間、ともに探究する班で、山手線ゲームを行いました。終わる頃には表情も和らいでいる様子でした。
その後はいよいよ班ごとの探究に入ります。
今年のテーマは
「この音は一体どこから?」
「桜の花ってもっとゆっくり散ればいいのにと思いませんか?」
「ねえ、何でわからないの?」の3つです。
課題をじっくり読んで状況を確認する、条件を整理する・・・。本能館全体が探究を語る言葉に包まれました。
しかし、これだけで終わらないのが探究DIVE。
「まずは、一回やってみよう!」
様々な形に紙を切って落とし時間を計る、指示だけで絵を描き正確さを検討する・・・。
生徒たちは本能館の各所で、与えられたテーマの解決法を見つけるべく、様々な実験を行っていました。
考えたことを、手を動かしてやってみる。25期生の生徒たちがDIVEしたのは、思考と試行の海だったのかもしれません。
昼食後、午後の探究活動を行った後は、25期生全員でレクリエーションを行いました。
英語伝言ゲームでは、多様な解答と細やかな採点で盛り上がりました。他の人に教えてもらったヒントから背中に張ってある言葉が同じ人を探すゲームは、初対面の生徒同士も仲良くなるきっかけになりました。どちらのゲームも盛り上がり、学年の結束を高めることができたようでした。
「『答え』の方向性が見えてきた」
「時間の見通しが甘かった」
「皆で集まって意見を出す時間をもっととればよかった」
生徒たちからこのような感想を聞くことができました。
春らしい陽気の中、生徒たちは「みのり(穂)」多き一日を過ごすことができたようです。