すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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閲覧ありがとうございます。今月も毎週木曜日に更新していきます、17期生探究基礎委員会です。過去の記事は左の「17期生探究基礎委員会」というタグをクリックするとまとめて見られ便利です。ぜひ、ご利用ください。
今回は、17期生探究基礎委員会を司る、すなわち17期生全体の探究活動を盛り上げる中核を担っている委員長、副委員長より皆様にご挨拶申し上げたいと思います。「探究」についての所懐を述べてもらいました。実際に探究活動をし、探究について深く考えている堀高生は、何を思っているのか。あいさつに代えて紹介させて頂きます。
【17期生探究基礎委員長】若林 悠人
探究活動に取り組んでいると、しばしば次のように自分に問いかけることがあります。「あなたは何故そのことを探究するの?」この質問には、二通りの答え方があると思います。ひとつは、社会全体の幸福、技術の発展…これらは、「目的」であって、自分の探究が他者にどう役立つか、という見方で答えたわけです。一方、「知りたかったから」。「すべては君の「知りたい」からはじまる」という堀川高校の言葉にもあるように、これが、探究をする「理由」であると思います。この、「目的」と「理由」は混同されがちであり、重なる部分もあるのかもしれませんが、僕は、「理由」を決して失ってはいけないと思っています。探究するということは、探究をしている自分自身との対話が不可欠です。「私」の探究において最も欠かすことのできない要素は、「私」ではないでしょうか。一人ひとりの想いを、「知りたい」という感情を、探究していくのです。そして、学校説明会や、探究基礎研究発表会などを通して、その気持ちをより多くの人に知ってもらえることを、僕たち探究基礎委員会は目指しています。
【17期生探究基礎副委員長】宮森 志摩
私にとって探究とは自分自身に問い続けるということです。わかったつもりになるのは簡単であり、つい「本当にそうか?」と疑うことから逃げてしまいます。自分に問い続けるのはとてもつらいですが、その辛さを乗り越えようと、もがいて初めて「知る喜び」が得られるのだと思います。探究基礎の時間では、自分なりの答えが出るという喜びだけでなく、答えを探り続けるその過程で出会う喜びもあります。
また、「知る喜び」は探究基礎の時間外でも味わうことができます。普段の生活の中でふと浮かんだ疑問をじっくりと考え続ける。考え「続ける」という部分がポイントです。疑問が浮かんだとき、大抵の場合は考え、自分を納得させ、完結させてしまいがちですがそこで終わらせずに「本当にそうか?」と何度も自分に問うてみてください。きっといつか「知る喜び」に出会えるはずです。
学校説明会では生徒の目線から見た「探究」をお伝えします。ご来場お待ちしています。
【17期生探究基礎副委員長】丸本 涼平
「探究ってなんだろう?」堀高生でも答えがなかなか出てこないような難問です。
私たち17期生は入学して1年と少し。探究活動は多岐に広がり、その厳しさ、愉しさを味わってきました。私たち探究基礎委員会の仕事は、学校内の探究活動をより愉しめるようにすること、そして、探究の愉しさを学校外に広めていくことだと考えています。学校説明会は後者の仕事の中でも特に大仕事。「堀川高校の探究」、そして「堀川高校」を皆様にアピールできるよう、全力で準備を進めて行きます!
現在17期生はそれぞれが、自分が興味を持ったテーマについて探究する「個人探究」をおこなっています。私はつい先日までテーマがなかなか決まらずに悩んでいました。ですがようやくテーマが決まり、探究をより一層愉しめるようになりました。自分自身でより深く理解できた探究の厳しさと愉しさ、学校説明会で皆様に伝えます。ご来場をお待ちしています!
(17期生探究基礎委員会)