すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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10月26日(木)に1年生が、「家庭基礎」の授業の一環で児童館を訪問し「赤ちゃんとの交流活動」に取り組みました。この取組は、中学生・高校生に子育てについてよりよく理解を深めてもらうことを目的に京都市全ての児童館で推進しているものです。
同心児童館に11時に到着すると、すでに10組の保護者の方とお子さんが待って下さってました。簡単な挨拶の後、まず児童館の先生のご指導のもとに、懐かしい手遊びを身振り手振りをつけて、大きな声で合唱して少し童心に返りました。そして親子さん2組に堀川高校生が3~4人加わって、交流させていただきました。
お土産の折り紙で一緒に遊んだり、大声で泣いている赤ちゃんを緊張しながら抱っこさせてもらったり、用意していた質問に答えてもらったりなど、いつもの授業とは一味違う時間を過ごすことが出来ました。
保護者の皆さまからは
「高校生の皆さんの笑顔がとても素敵でした」
「上手に遊んでくれたり、優しく見守ってくれてありがとう」
などの感想をいただきました。
交流活動終了後、助産師の梅ちゃん先生こと梅田直子さんより「高校生に伝えたいこと」をテーマに、特に少子化の進行が激しいことや、少子化の原因となっている問題点やその背景等について、命の現場からの貴重なお話をいただき、日頃、学校で聞いてはいるものの、実感として受け止められなかったことが、高校生たちにも伝わったようでした。
高校生からは
「こんな小さい赤ちゃんに接するのは初めてで、貴重な経験をさせてもらった」
「少し緊張したが、抱っこできてうれしかった」
「私たちが抱っこすると泣き出すのに、お母さんが抱っこするとすぐに泣き止んで、赤ちゃんなのにすごいと思いました」
「人形とは違う、特別な重みを感じました。」
「育児は大変というイメージは変わらないが、こんなに可愛いなら、子育てしたいと思った」
「助産師さんに話を聞いて、自宅出産というものがわかった」
などの感想がありました。
短い時間でしたが、本当に貴重な体験をさせてもらえた時間で、児童館および助産師の方々、なにより、協力いただいた保護者の皆さまと赤ちゃんたちに感謝いたします。ありがとうございました。