すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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7月23日(土)に開催いたしました本校学校説明会には多数の方にご来校いただきまして誠にありがとうございました。アンケートすべてに目を通させていただき,企画・運営を担った「学校説明会リーダー・スタッフ」の生徒の振り返りに活用させていただきました。とりわけ,今後の改善につながる貴重なご意見を頂戴いたしましたことに感謝申し上げます。高校選びを前にされた立場と同時に,自立する18歳,京都市の公教育,わが国の人材育成など理念・経営方針に対する歴史や見方・考え方に至るまで貴重なご意見を拝聴させていただき,私どもは高校教育改革に驀進していく所存です。今回,夏季大会など中学校の行事などで参加が叶わなかった生徒・保護者の皆様におかれましては,9月3日(土),4日(日)の本校文化祭に是非とも足をお運びいただきますようお願い申し上げます。
インタハイが中国地方で開催し,私も激励に参加いたします。日本音楽をはじめ全総文も広島県各地で開催されます。オリンピックも高校野球も間もなく始まります。
チーム(個人種目であっても)は誰のものでもなく,主役は実際に闘う生徒であることは間違いありませんが,教職員,OB,OGも含め皆のものだといえます。闘う生徒がいなくなればチームは消滅しますが,自分たちの好きなようにすればよいというものでもありません。最高水準を目標に活動するには,これまでも頑張ってきてくれたOB,OGを含め,そこに全人格をかけて取り組むプロセスから,他の生活の場面では絶対に得ることができない多くのことを学ぶことが機会に出会えますから,高みを目指すことにこだわらなければ意味がありません。その本気に対して見守りと支援が受けられるのだと思います。闘う集団はトップダウンでなければならないとは思います。
こういったトップダウンの闘う集団の世界だけではなく,本気の主体的で探究的な取組を見守り,支援する世界を創れないだろうかと思っています。「高みをめざす」行為は,スポーツ,芸術あるいは学問であっても,誰かに評価されるためのものでしょうか。価値がある,役に立つことを誰よりも早く,正確に到達することも高みをめざすことに違いはありません。しかし,賞やそれに向かうプロセスでの努力に対する評価だけではなく,「まだ誰もやったことのないこと」を本気で主体的に探究する集団を見守り,支援する仕組みを創りたいと思います。そんな「高みをめざす」人たちを本校は歓迎したいと思っています。
校長 恩田徹
学校説明会の様子
写真上:受付ブース
写真中:探究ブース
写真下:海外研修ブース