すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
〒604-8254 京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2[MAPを見る]
TEL. 075-211-5351 FAX. 075-211-8975
この夏、本校よりISAが主催し、8月12日(月)~16日(金)の期間、大阪大学で行われている「2024 Pathfinder Program」に参加している生徒(清水さん)より、活動を終了しての感想が届きましたので紹介します。この学びを、これからの学校生活にも大いに生かしてくれることを期待します。
【活動終了の報告】
今日でこのプログラムの全ての日程が終了しました。最終プレゼンテーションが終わり、修了証の授与では涙がありました。最初は周りの英語力に圧倒されなかなか自分の考えをうまく伝えられなかった、でもいつしかWilliam先生の”Shy shy,Bye-bye!””You are important!”そんな言葉に勇気づけられ、Pathのために行動する自分がいた…このプログラムはどんなIdentityを持つ人にも大切な変化をもたらしたと思います。
それはグループリーダーたちも同じだったのでしょうか、自分のホームグループの生徒に修了証を手渡した瞬間涙が溢れ出た留学生の姿を見て、私も思わず感謝の念がどっと胸に溢れました。どんな時でも私たち1人1人と向き合い導いてくれたことへの感謝、そして共に乗り越えてきた仲間としての国を超えた絆を感じました。休憩時間で初めて日本語で話しかけた友達に、英語ではなくコテコテの関西弁話者であることに驚かれる程、英語でのコミュニケーションが常のこのプログラムにおいて、私たちが学んだのは英語力の向上に留まらない世界と自分との繋がりでした。
私がこのプログラムで感じたのは、自分が本当に実現したいLIfe Pathのためにやるべきことは、何が「できるか」ではなく何を「すべきか」を考えることだ、ということです。私は今まで漠然と外国で働きたいと思っていました。一方で、世界で活躍することについてはその響きに憧れがあっても、もっと他の誰かがするものなのだろうという感覚がありました。しかし今回のプログラムを通して、知らぬ内に自分の範囲を決めていることに気付かされました。自分の範囲を決めていては、おそらく本当にやりたいことは見つからず同じ場所をひたすら回ってしまうだけな気がします。Pathにおいて限界という概念は存在せず、ただ自分の歩きたいPathを見つけてPathを繋げるためにできることをやっていくのだという考え方を見つけることができました。未来は明日でもそのずっと先でもない「今」から始まっています。思い描く理想のLifeは夢ではなく、Pathによって繋がる現実です。
時に自分が本当にやりたいことは今目指しているものなのか不安に思うかもしれません。しかし、やりたいと思うその今の気持ちは間違いなく本物であり、全力で取り組んで良いと思います。もしかすると自分のPathの向かう先は変わることがあるかもしれませんが、目標に向けて全力で取り組むのLife Pathはきっと何よりも輝いているはず…!未来には希望しかない!