すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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本日放課後、3年生を励ます会が実施されました。これは進路実現をめざし頑張っている3年生と3年担任団を応援するという目的で開催いただいているPTA主催の行事です。放課後にパンとお菓子、飲物が振舞われます。昨年度から保護者から募集した応援メッセージがアトリウムに貼りだされる、パンの受け取るために並んでいる生徒がそれらを読み、盛り上がっていました。またPTAからは24期生にこの取組についての説明や、保護者からのメッセージ縮刷版を挟んだクリアファイル(こちらも本校の「フーコーの振り子」の写真があしらわれたオリジナル!)も配られました。生徒たちは、カフェテリアでパンやお菓子を頬張りながら、楽しい時間を過ごすことができました。
さて、この取組で振舞われるパンとお菓子、そしてそれらを入れる袋は、京都市立白河総合支援学校の生徒さんが製作したものです。かつて、白河総合支援学校の校長先生と本校の校長が、進む道は違うがお互いの進路実現をめざす18歳同士がエールを送りあおう、ということを考えこの交流が始まりました。
パンを入れる袋のデザインは現3年生である24期生のことば「息(いぶき)」をイメージして白河総合支援学校の生徒さんがデザインしてくれたものです。デザインの参考にしてもらえるよう、3年生の川合うたさんが10月9日に、白河総合支援学校を訪問し、その意味や3年生の様子をプレゼンテーションをしてくれていました。
プレゼンテーションが終わったあと、「今回発表するために、校長先生が与えてくださった『息』には、様々な思いが込められていたことが改めて分かった。特に、息をひとつにする、息をきらすほど走るなど堀川高校のイメージに合う意味以外に、ほっと息をついて安らぐ時間と空間がある、という意味も込められていたと知って嬉しくなった」と語ってくれていた川合さん。今日のパンとお菓子、そして袋のデザインのお礼のために、白河総合支援学校の生徒さんへ、24期生からお礼を伝える機会をつくろうと、模造紙を用意し、カフェテリアで24期生にお礼のメッセージを書こうと呼びかけてくれました。
特別時間割もはじまり、一層緊張感が増したこの11月末にほっと一息つける時間、身近で応援してくれる保護者に改めて感謝できる機会、そして、目標は異なれどともに目標に向かって進もうとする「朋」に気づき互いに応援しあえるきっかけを与えてくださった本校PTAの皆様、本当にありがとうございました。