すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
〒604-8254 京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2[MAPを見る]
TEL. 075-211-5351 FAX. 075-211-8975
共通テストを翌日に控えた17日(金)、「自立する18歳」として堀川を巣立とうとする3年生が、各自の目標達成向けてさらに邁進できるよう、在校生および教職員で激励する会が、講堂にて行われました。
まず、1・2年生からの激励があり、「新しい息(いぶき)未来を拓く一歩に」と書かれたモザイクアートが、「息」の3年生に寄贈されました。3年生代表は、「受験生活も様々な経験ができて悪くなかった」と述べ、「共通テストはただの紙切れだ。このようなもので自分たちの実力が測れるとは思わないでほしい」という友人の言を引きました。
続けて、教員からは、まず進路指導主事から激励のメッセージが贈られました。「虚心坦懐」と「明珠在掌(みょうじゅたなごころにあり)」という言葉を引用し、共通テストに向けては5つの心構えを述べました。(1)今日はゆっくり休むこと。(2)当日欠席の場合は大学に連絡すること。(3)答えは問題の中に隠れているので探すこと。(4)終わった問題の検討は当日はしないこと。(5)自己採点は自分で受け入れること。の5つです。なお、今は本校にはおられない小林先生からの「持ち物リストに感謝の気持ちを入れる」というメッセージも紹介されました。
次に、3年生学年団から、それぞれの教員が激励メッセージを贈りました。これは、竹内・松本先生による漫才トークから始まりました。「おかんが言うには」と、まるで人気漫才師のように、堀川の3年生のあるあるを紹介していきました。続けて、1組担任の和氣先生が、自分にハードルを課す3年生の人間力を評価し、逆立ちをして見せました。次に、2組担任の新本先生が、「人に与えられた正しさの先にある成功を手に入れてほしい」と言いました。次に3組担任の竹内先生が、「教師たちも見守っている。緊張しているときは教員たちを思い出してほしい」と言いました。次に、4組担任の鶴薗先生が、「この時間を大切にして頑張ってほしい」と言いました。続けて、5組担任の川辺先生は、今は堀川にはおられない先生方を含め、石井・藤本・松宮・浅野・奥村・小林の6人の英語科の先生方からのメッセージを紹介しました。続けて、6組担任の清水先生は、化学の実験のように、クラスの数と同じ6個のバルーンのつながった輪を、ドライヤーから吹き上げる風で浮かせ、ぐるぐると回して見せ、「自分の軸はぶらさず頑張ろう」と言いました。続けて、学年担任の松本先生が、「ベストを尽くしてやり切ってほしい」と言いました。そのあと、その場にいなかった学年担任の中野先生からの「とにかくマークシートを埋めるように」とのメッセージが代読されました。最後に、その場にいなかった学年主任の飯島先生からの長いメッセージが代読されました。「3年生は努力の結果、したたかでしなやかになった。いつも通り頑張ってほしい」とのメッセージでした。
ここで舞台は暗転。すると、舞台中央に、大きく「息」小さく「やさしく吹いて」と書かれた紅色の旗が上がりました。校長が登壇し、旗とBGMの紹介をした後、「受験と人生は分けて考えてほしい。明日に関しては、結果はついて来る。それよりも、人生でより良い社会のため、人をより幸せにすることを頑張ってほしい。また、この場での3年生の一体感を大切にしてほしい」と言いました。
以上をもって、今日の3年生激励会は終了しました、3年生は、それぞれの思いを胸に講堂を出、アトリウムから街へと出ていきました。健闘を祈ります。明日と人生に向けて。