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普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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2月10日(月)の放課後の時間に、台湾にある半導体生産の世界的大企業TSMC社のグループで、熊本県菊陽町に本社・工場があるJASM株式会社(以下JASM)の皆さんと本校1年生生徒がオンラインでの交流会を行いました。
きっかけは、本校生徒が3月に行う宿泊研修の台湾コースでTSMC のミュージアムを訪問することになり、熊本県菊陽町にJASM の工場が建設されていることを聞き、実際に工場を訪問してみたい、と考えたことから始まります。生徒たちは教員と協力して、直接JASMの工場や工場誘致を行った熊本県菊陽町役場に電話しアポイントメントを取ろうと試みるなどした結果、JASMの方がオンラインでの交流にお時間を取ってくださることになりました。
当日は、JASM訪問はかなわなかったものの、熊本県菊陽町フィールドワークに参加する生徒たちを中心に、台湾コース生徒、半導体等に興味がある生徒が集まり、生徒の司会進行で会がスタートです。
まず、JASMの社員のお二人より、自己紹介、TSMCやJASMの紹介、生産している半導体について等、高校1年生でも想像ができるよう、大変わかりやすく丁寧に説明をいただきました。
説明終了後は質疑応答です。フィールドワークに参加する生徒たちから次々と質問が行われます。「なぜJASMに入社されたのですか」「高校生の時はどんな将来を描いておられましたか」「(台湾から日本に留学ののちJASMに入社された方に)留学したきっかけは」など、今回交流会に参加してくださったお二人に関する質問から、「なぜ菊陽町に工場を」「工場から出る排水の処理にどういった工夫をしているか」「今後さらに工場は拡大していく想定か」など、地域の将来にも大きくかかわる内容への質問も複数出るなど、時間いっぱい質問が続きました。それらに対し、JASMの社員のお二人は大変丁寧にお答えくださり、生徒たちはメモを取りつつ、熱心に聞き入っていました。
最後に、JASMの社員のお二人より参加生徒たちへの温かい励ましのメッセージもいただき、あっという間の1時間が終了となりました。終了後も生徒たちは、お二人の社員の方についてや、TSMC、JASMについて、熊本県菊陽町のフィールドワークについて、熱心に話をしていました。
JASMの社員の皆さん、貴重な時間を本当にありがとうございました!