すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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25期生に続き、11時からは26期生の学習オリエンテーションがありました。「地面を掘っていたら「枠」が出てきてワクワクした」という25期生の昨年のコメントを取り上げた上で、京都大学山中伸弥教授のiPS細胞に関する画期的な論文の背景には、様々な先行研究(それまでの学問の枠)があったことを伝え、2年生前半は「チャレンジャー」(=自分や社会、学問の「枠」を知り、考え、自分の意思でそれを超える営みをする人)になってほしいと訴えました。
その後、学問の「枠」である各教科から、この1年の学びの見通しが共有されました。「文学を読めるようになるとは、文学性を解体し、言語化すること」「2年生の数学の表ボスはベクトル、裏ボスは数列」「Autonomous learnerに」「理系諸君!大学で何を学ぶんですか?Scienceでしょ?探せ!考えろ!見つけろ!私たちには時間がない。授業を大切に」「地歴公民は2年生では未完成、来年も含めて完成させていく展望を」
2年生は探究基礎Jumpでいよいよ個人論文を作成する大切な1年です。最後に飯島研究部長から探究に関する講話がありました。「不思議に思い、勉強し、整理し、わかり、まとめるという探究のプロセスは、探究基礎の活動だけに限定されるものではない。万学の祖であるアリストテレスは、哲学を中心に据えつつも、政治学から幾何学、天文学、そして論理学まで生み出した。その時代、学習・探究・生き方は、ひとまとまりだった。」「溌剌たる力や、湧き上がれというメッセージが与えられた泉の26期生には、圧倒的なAcademic Project(2年後期の探究基礎)を期待している。自分の意見を高める議論をしてほしい。すべての瞬間を大切に。」と、伝えました。
来週は、2,3年生は平常授業、1年生は本能館探究DIVEが行われます。