すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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探究活動2日目の本日は、昨日活動した内容をまとめ、ポスター発表の形式で成果を報告・共有しました。
全30グループが3つのテーマで探究したため、異なるテーマの発表はもちろん、自分たちと同じテーマの発表を続けて聞いている生徒も多くいました。着眼点や定義が違うために異なる結論を導いていたり、そもそもの問いの解釈に違いがあったりと、考え方や探究アプローチの多様性を実感していたようです。同じ検証を行う中でも、試行回数の多さにこだわって、検証結果から論証しようとするグループと、仮説のオリジナリティにこだわり論を尽くした結果、試行回数は少なくなってしまったグループなどが、お互いのポスターを見て議論する場面などが見られました。
ポスター発表後は、閉校式が行われ、研究部長・学年主任とリーダーから2日間のまとめがあり、2日間の本能館探究DIVEを終えました。
そののち、スタッフの生徒たちは講堂に集合し、スタッフ会議を行い、運営・探究・交流の各リーダーと、全体リーダーが、スタッフに向けて一言が伝えました。スタッフに感謝を伝える言葉に加え、多くのリーダーが、得たものに加えて課題が見つかったはずで、それを忘れることなく、きちんと振り返って考えていきたい、という力強く話していました。
さらにその後のリーダー会議では、天気の想定や、人の心理を読んだ動線の想定など見通しが不十分だったことや、スタッフの強みを活かしきれなかったことへの反省の弁がありましたが、全員がリーダーを経験することができ、よかったと話していました。研究部長は、ここまでの活動を労った上で、振り返りの言葉が、内面の変容から出ているか、と問い、リーダーとはどういうものだと考えて立候補し、今、リーダーはどのようなものだと考えているか、ぜひ言語化してほしいと伝えました。
堀川高校の探究活動を体験し、明日からは平常授業が開始されます。学年主任からもあったように、探究活動、学校行事、授業など、それぞれの活動はどれもつながっています。明日からも、2日間議論し合った仲間と、堀川での学びを愉しみましょう。