すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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本日3日(火)、放課後校内を歩いていると、全面ホワイトボード化された演習室で数式を書いて授業のようなことをしている生徒の姿が見えました。
中に入ってみると、「先生もこれどうぞ」と、大学入試の数学の問題が6題のったプリントを1枚いただきました。「Day5~面積・体積・曲線の長さ~」と書いてあります。解説がちょうど終わったところで、何をやっているのか説明をしてくれました。
堀川高校では3年生になると平日が6限目で終わります。7限時間帯の学習会を生徒・教員が気軽に開けるようにするための枠組みとして、学年の1字にちなんで、「穂のアゴラ」委員会を設け、自主的な学習集団形成を促しています。
今日の学習会は、その一環で、「積分100本ノック」というタイトルで、1日目は
分数関数、xだけの関数を23問、2日目は三角関数を21問、3日目は指数対数関数、瞬間部分積分、積分漸化式その他の問題を23問、4日目にウォリス積分、総合演習で27問、そして今日、最終日として面積・体積・曲線の長さに関する難問6問に挑んでいるとのことでした。「みんなで積分強くなろう」がテーマ。プリントの最後には、「100本ノック完走です!お疲れさまでした!気が向いたら参加者特典として積分計算フローチャートおよびランダム問題集を作成します。ほしい人は声をかけてください。」との文字。
「私は文系なんですが、ベクトルとか数列はもうお呼びじゃない感じですか?」と質問すると、奥にいた別の生徒が、「6月23日に5日間の整数問題をやります!」と手を挙げて教えてくれました。「3組前のホワイトボードに掲示しているので見てください!」と気合いを感じます。こちらのテーマは「みんなで難問にぶつかろう」だそうです。
その他も、「国宝展にみんなで行こう」や、教員発信の「英語長文教材を1文1文丁寧に読む会」などがありますよ!と楽しそうに話していました。今後の「穂のアゴラ」に期待です。
その他、職員室に来て、物理の小テストの問題を実際に配線をつないで理解しようとしている生徒など、自ら学ぼうとする姿がたくさん見られる放課後です。