すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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本日、昼休み、27期生の探究基礎委員会が開かれ、昼食をとりながら、今後の活動の重点や計画などが伝えられました。
最大の議題は、各クラス4名、合計24名で進めてきた探究基礎委員会の中から、普通科・探究科からそれぞれ委員長を選出すること。学年の探究基礎委員指導担当の教員は、立候補のもと選挙を行うため、一人ひとり自分にとって挑戦の機会として考えてみようと伝え、学年主任からは「委員長となるには、やはり、探究とは何か、を語れることは必要ではないか」と投げかけがありました。
さらに、12日(金)の先輩のJUMP発表会を27期生としてどのように聞きに行くか、再来週のHOP発表会をどのようなものにするか、後期の探究基礎STEPでのゼミ登録や進路選択を前に、探究基礎の種々の取組を改めて自分のクラスの生徒にどのように説明し、活動をしてもらうことができるか、各クラスでよく考えようと依頼がありました。
その後6,7時間目の1年1,2組の探究基礎HOPでは、夏休みの探究の成果報告や、HOP発表会に向けた情報交流・資料作成を、探究基礎委員がすべて準備し、行いました。教員が事前にパワーポイントやワークシートなど活用可能な参考資料を示していましたが、4人の委員が話し合い、すべて自作で作り直し、視覚的にとても分かりやすい資料を使い(写真3枚目)、目標や注意点を伝えていました。終了時には、「今日、うまく進んでないな、とか発表に向けて不安だなと思う人がいたら、探基(たんき・探究基礎委員の略)に聞いてください。わたしたちの仕事はそこなので!ドンと頼ってください!」と力強い言葉がありました。
堀川高校では探究を「用意された答えのない問いに対して、正しいと思える答えを導き出す営み」と定義しています。その意味で、探究基礎委員の活動それ自体も探究です。同年代のクラスメイトを前に、探究の授業を試行錯誤しながら4か月程度実践し、発表会を前に「ドンと頼ってください」と力強く言える委員たちに、頼もしさを感じました。
委員長の選出含め、探究基礎委員24人が、今後さらにどのように活動を進めていくか、とても楽しみです!