すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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本日3,4限は、全学年で学年アッセンブリが行われました。3年生は、最後の文化祭を終えた総括と今後について、1,2年生は科目選択や、それにつながる探究活動に関わる内容でした。以下、学年通信の内容も含め、抜粋して紹介します。
「穂」の25期生(3年生)
文化祭後、校内に誰もいなくなったアトリウムを眺めた。まるで何事もなかったかのような雰囲気だった。でもこれが良いのだと思う。25期生のアトリウムパフォーマンスここにあり。一人ひとりの文化祭があったのだと思う。様々な思いがあっただろう。ここからの進路、全員で頑張ろうというよりも、自分に集中しよう、その姿が互いを奮い立たせるだろう。そうする中で、学校やそれ以外の場に頼り切るのではなく、「手を離す」感覚を持ちたい。
「泉」の26期生(2年生)
講堂パフォーマンスを通し、クラスという枠に何の意味があると考えたか、イライラ、ぴりぴり、腑に落ちない気持ちに、どう向き合ったか。「大いなるものが過ぎ行く野分かな」(高浜虚子) 秋の季語の野分を使ったこの句にあるよう、大きな行事を終えた秋、2年後期からのこの時期を、26期生のキーワードであるワクワク(枠)をいかに捉え、超え、どう過ごすかが問われる。今こそ、「整える」意識を重視したい。文化祭も含め、物事には必ず前後がある。そこに思いを馳せられる人に。JUMP発表会も、中間発表会。最終論文提出まで、そこまで意識したい。
「灯」の27期生(1年生)
心の灯が灯る方に、例えば、このために生まれてきたと思える、あの時の選択を後悔しない、そんな科目選択に。過去現在未来の自分に関わる様々なものを考慮し、最後は「自分で」決めよう。セカイをミクロからマクロまで、どのスケールで見るのが楽しいか、という視点も選択のヒントになる。ただ言いたい。受験科目を意識して科目は設定されているが、受験を突破すれば終わりという科目選択でよいのか。選択したのなら、最後までその学問に向き合う覚悟を。選んだ科目の難所に直面しクヨクヨするな。覚悟せよ。様々な情報をもとに、「自分で」「心の灯が灯る」「覚悟」の上での判断を。
各学年の一人ひとりの生徒に、今だからこそ伝えたい様々なお話がありました。生徒たちはどのように捉えたか。文化祭明けの金曜日でした。