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普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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11月14日(月)に「京都賞高校生フォーラム」(稲盛財団主催)が京都大学百周年時計台記念館「百周年記念ホール」で行われました。京都府内から約400人の高校生が参加し,本校からも80名の希望者が参加しました。
「京都賞」は,科学や文明の発展,また人類の精神的深化・高揚に著しく貢献した方々の功績を讃える国際賞として,稲盛財団が創設しました。フォーラムでは,今年度の京都賞基礎科学部門(生命科学)においてテーマ「抗体の機能性獲得機構と解明ならびに免疫細胞制御分子の発見と医療への展開」で受賞された本庶佑博士(京都大学名誉教授)による高校生のための講演がありました。
講演では,特別講義「免疫力でがんを治す」が約15分行われました。大きな効果を発揮するがん治療薬オプジーボの標的分子PD-1を発見した本庶先生は,発見から実用化までの道のりを話されました。その後,会場の高校生との質疑応答「京都賞受賞者を裸にする」の時間が設けられました。
本校の生徒からは「高い死因のがんが克服されたら,人は何が原因で死ぬのか」「一流とは何か」などの質問が出ました。「次は認知症が課題となる」「人類にとってはじめに何かを発見すること」と答えられました。
最後に「教科書に書いてあることを疑ったり,自分の中になぜこうなんだろうと好奇心を持って挑戦し続けられる人は研究者に向いている。ぜひめざしてほしい」とよびかけられました。高校生を代表して本校の2年生の鮫島さんが,「研究はワクワクするもの。好奇心を大切にして生きていきたい」とお礼の言葉を述べました。
写真上:本校生徒による質疑の様子
写真下:特別講義の様子