
すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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13日(月)は、臨床医学がご専門の御手洗剛先生をお招きして、午前に26期生数名へのミニレクチャーを、午後に講堂で27期生への講演会を行いました。
御手洗先生は、17歳のときに東京の高校からアメリカ・ペンシルバニア州の高校に編入され、アメリカの大学で経済学と医学を学ばれました。現在はスタンフォード大学で臨床教授としてご勤務です。今日は、ご自身の経験談を交えて臨床医学やこれからの人生に向けてのメッセージを、熱くわかりやすく語っていただきました。先生によると、救急(HR)は、地域を映し出す鏡だそうです。特有の難題があり、救急の現場では高い能力と精神力が必要とされ、集中治療においては死と向き合い、患者や家族への精神的サポートも重要だとお話されました。
高校三年生で渡米。言葉の壁や文化の壁にぶち当たったとき、人の優しさに接したり、演劇で自分を変えたり、ディベートで人と議論したりしたそうです。その後、大学では経済学を専攻されましたが、その際、ご岳父の看護を最期までできなかったことが心残りで、自分と同じつらさを患者とその家族から軽減したいと思うようになられたそうです。他大学の医学部に入られ、飛行機内で医学部生ながら緊急処置に参加した経験から、内科のほかに救急医療を志すようになったそうです。
初めての患者の医療から、患者中心の考え方をするようになったそうです。2年生に対しても、3年生に対しても、強いメッセージを頂きました。①等身大の自分を受け入れて、自分に正直に生きること。②困難に直面してもベストを尽くし、そこから成長すること。③長期的視野に立って逆算の人生設計をし、どんな人間を目指すのかを大事にすること。④物事にチャレンジすることで、悔いがないようにすること。⑤目に見えるものよりも、目に見えないものを大切にすること。⑥人の幸せを大切にする心を持つこと。その後、花束が贈呈されました。今回の講演会は、高校生のうちに渡米され、様々なご経験をされている先生から、直接現場の声を聞ける、たいへん貴重な経験となりました。今後、国際的な場で活躍する生徒も出てくることと思います。本校生が、いまの自分のあり方、そして将来に向けてそれをどう変えていくかについて、今回の講演会で得るところがあれば幸いです。