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普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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3月3日(金)午前10時より、本校の講堂にて18期生の海外研修結団式を行いました。(運営:18期生海外研修委員会 司会:指崎恭大朗)
恩田校長の挨拶からはじまり、ご来賓(市教委:中村和夫指導主事、京都御池中:柴崎恭江教諭)から激励の言葉を頂いた後、海外研修委員会から委員長と各コース長が報告と決意表明を行いました。
恩田校長は激しさを増すグローバル世界の変化を前提に、「これまで西欧合理主義が主導してきた価値体系を超えて、グレーゾーンをも容認できる受容力を磨いてほしい。その時に、京都が培ってきたあり方に軸足を置き、けっして根無し草にならないように」と話されました。
市教委中村指導主事からは海外での研修の意義と高みを目指す姿勢について、柴崎先生からは体験を通して感性を磨くことを大切にしてほしいと力強い言葉を頂きました。
それらを受けて、星田梨瑚委員長は4つのコースを4つの色に例え「私たち『さなぎ』の18期生はそれぞれ個性的なコースによって、自分たちの色をより鮮やかにしたい。何年かたって思い返したとき自分のターニングポイントだったと思える海外研修にしましょう」と、マレーシアコース長の田中杏葉は、これまでの準備を通して生徒が変わっていった様子を紹介し、それらを活かして自分から動くことが大切だと語りました。オーストラリアコース長の山本彩加は「みんなの協力で作り上げてきたものだから、みんなで現地へ行き、すべての生徒に学びがあるものにしたい」、ボストンコース長の吉川馨音は「現地の学生・生徒との交流が予定されているが、積極的にコミュニケーションをとろうとしないと研修の意義がない」、オーランドコース長の山田蘭々奈からは「(それぞれの)コースを充実したものにするのは、自分次第。ぜひ最高のものにしていきましょう」と、これまで18期生の海外研修を作り上げてきた想いを伝えました。
次に18期生海外研修団長の中村浩子教頭から、各中学校からいただきましたメッセージを紹介しました。すべてのメッセージを掲示し、生徒たちは熱心に読んでいました。
結団式後、それぞれの活動場所に分かれて最後のコース会を行いました。旅行社から両替や保険の証書を受け取るなど事務的な手続きを済ませ、行程や準備物の最終確認を行いました。
学年末考査が終了してまだ間もないですが、18期生全体の海外研修への意識は一気に高まりました。
この瞬間から、さなぎの「自己変革」が加速度的に進むことを期待しています。
写真上:恩田校長からの激励
写真中:各コース長からの決意表明
写真下:中学校からのメッセージ