すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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8月14日から18日までの5日間、自分の将来に何が必要かを考え、気づき、行動していけることを目標に、「可能性を広げる」「力をつける」という意味の‘Empower’なプログラムに挑戦している約20名の堀高生たちがいます。彼らは堀川高校の本能館で、世界のTOP大学の学生たちと一緒に、自分が何者か、目指すリーダーに必要な力、そしてそれぞれの将来の目標についてなど英語でのディスカッションにチャレンジしています。
ディスカッションは3,4人のグループに外国からの大学生がリーダーとして加わり、議論をどんどん引っ張っていきます。全てのテーマは時間が限られています。グループで話し合われた内容を全体で共有するために、聞いた内容をまとめて(summarize)新たな聴衆に伝える活動が繰り返されます。英語を道具にしたコミュニケーション力が鍛えられていきます。
たとえば初日の自己紹介は、自分たちのpositiveな面に気づいたり、「クラブ活動で頑張ってる」「楽器の練習に一生懸命」などgive up しなかった経験を語り合ったりして、それぞれの「アイデンティティ」の発見に繋がりました。
「リーダーシップとは」では、グローバル社会で求められている人材になるための要件を各グループで考えました。あるグループは、身近なリーダーとして学校長を選び、恩田先生から感じ取れる3点、respectful(他者への敬意がある)、motivating(人をやる気にさせる)、passionate(情熱がある)を自信満々で答えていました。堀高生たちはプレゼンにニッコリしつつ、どんなところからわかるのか、など根拠を確かめあって楽しんでいました。
外国人大学生など慣れないメンバーとの英語に四苦八苦しながら、自分の意見を伝えることの難しさを楽しさに変えているような様子が頼もしい限りです。
写真上:ワードゲームの様子。意味をヒントに単語を推測します。
写真中:アイデンティティを考えました。
写真下:リーダーシップのグループプレゼンの様子。ボードにOndaの文字。