すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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11月2日(木)17時30分から金剛能楽堂で「能楽鑑賞会」が行われました。これは、京都市立高校の生徒を対象に、京一商西京同窓会からのご協賛をいただき実施された伝統文化体験事業で今年で3年目となります。本校からは1年生8名、2年生15名が参加しました。
会の初めに「能楽体験」の時間がありました。鑑賞する能の演目『羽衣』をお話しくださった後、謡と仕舞の体験をしました。「高砂」を全員でうたい、生徒たちが舞台に上がって基本の立ち方やすり足での歩き方を実際にやってみました。
その後、鑑賞した、狂言『蝸牛』では大いに笑い、能『羽衣』では、「羽衣がないと天に帰れない」と悲しむ天女の舞に魅了されたひとときでした。
生徒の感想を紹介します。
・私は以前仕舞を習っていて、羽衣を舞ったことがあるのですが、仕舞で抜き出されている部分を能の中で見つけることができました。習っていた仕舞が観世流で、今回鑑賞したのは金剛流だったので、流派ごとの違いを知りたいと思いました。
・能は、話の内容は理解できても、謡は少しむずかしかった。全てがわかるわけではない不思議な感じこそ能の良さなのではないかとも思いました。
・シテ方、ワキ方、囃子方、地謡が創り出す日本の伝統芸能の風情に圧倒されました。
・実際に体験させてもらい、実際に自分の手や身体をつかってみることで改めて難しさや能楽の深さを知ることができました。能も狂言も日本の素敵な文化であり、私たちが伝えていくべきだと感じました。今日の夜、さっそく家族や友達に面白さを伝えるつもりです。貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
写真は体験の様子です。