すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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マレーシアコースの5日目は、RICOH Malaysia社を訪問し、現地での商業のあり方と、多種多様な人々を相手に、多種多様な人々が一丸となって活躍する姿を、プレゼンおよび社員の方々との対話から学びました。
生徒から活発に質問も出されました。1つの事例を要約すると、「多民族で活動を行うにあたって、配慮していることは何か」というような質問に対し、「特別なことはない。それぞれの民族の文化や特徴はあるが、それ以前に私達はそれぞれ個人として各自の考えを持っている」というお答えをいただきました。生徒が思っている多民族のあり方と、実際にそこで生きる人の認識とはズレていると、多くの生徒が気付く機会となりました。
昼食をはさみ、プトラ大学において交流を行いました。博物館見学の後、堀川高校の生徒が司会進行を努め、日本語を学ぶ学生たち約20名と、文化交流や探究活動における調査などを行いました。アイスブレイクに「山手線ゲーム」を行い、和気藹々とした雰囲気の中で、生徒たちは英語を駆使し、写真や絵を用いて、自分自身や学校、日本の文化などを伝え、プトラ大学学生もマレーシアの生活のあり方や民俗文化を伝えてくれました。短いプログラムの中でも親交が深まり、笑顔の絶えない時間となりました。ただ、自分の語学力や積極性について反省した生徒も多く、より高みを目指す刺激となったようです。
夕食のあと、ビジネスの舞台で活躍する日本人である、JETROクアラルンプール事務所付経済促進アドバイザーの菅原等様、シャングリラホテル・クアラルンプール営業スタッフの加藤みずき様のご講演をいただきました。お二人のキャリアのなかで見出された経験を伺い、国際社会の中で自らの進路を見出していくことの重要性を、生徒たちは再度噛み締めたようでした。
明日は、まる一日を市内研修に充てた日です。海外研修委員や各班長は、よりよい研修にするための対話を深め、あすに備えていました。