すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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12月15日(土)に堀川高校本能館で第3回探究道場を行いました。
今回のテーマは、「構造プロジェクト」です。「26種類のアルファベットを立体化したとき、最も丈夫なアルファベットはなんでしょうか。また、アルファベットをどのように組み合わせたら、丈夫な構造ができるのでしょうか。今回はアルファベットの形を使って、丈夫な構造の特徴を探究しましょう。」という内容でグループごとに探究活動を行いました。
中学生約70名が参加しました。堀川高校生スタッフのサポートとともに、アルファベットの丈夫な構造について探究しました。
はじめに中学生たちは、何に対して丈夫なのかを設定していました。揺れに対する丈夫さ、上からの圧力に対する丈夫さ、または、横から押す力の丈夫さなど、地震や圧力、風圧などの自然の力を想定した丈夫な構造を意識していたようです。
そして、次にアルファベットの形の構造を吟味していました。各班の想定する力に対して抵抗力の強い構造をしていると思われるアルファベットを厚紙の方眼紙で作成し、実験、検証をし、また新たに出てきた疑問を解消すべく、議論を深めていました。
堀川高校生スタッフは中学生をあたたかく見守りつつ、中学生とともに探究を愉しんでいました。
PH1の会場では、堀川高校SSH運営指導委員のローム株式会社高須秀視様からのまとめの言葉をいただきました。「常識を疑う」視点の大切さを中学生に伝えていました。
今年度の探究道場は終了しました。また次年度にふるってご参加ください。
写真上:探究道場の様子
写真中:代表グループの発表
写真下:制作したアルファベット