「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
〒604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1[MAPを見る]
TEL. 075-253-1581 FAX. 075-213-3631
こんにちは。校内で密かに、地味だけど、活発に蠢き始めている音楽研究部です。今年度の研究テーマは、「J.シュトラウス2世/喜歌劇《こうもり》序曲です。「序曲に用いられたナンバーは、本編でどのように扱われたものなのか、その場面の様子や歌詞の内容を知りたい」という意見を採り上げ、演奏比較の体験も是非!そして部員以外も参加してもらおう!と、気持ちが膨らみ、ポスターを作り、《こうもり》全3幕・2時間半の鑑賞会を2公演を打つことに。DVDは瀬戸田部長の厳選で、13日はクライバー/バイエルン国立管弦楽団(バイエルン国立歌劇場)、16日はベーム/ウィーンフィルハーモニー管弦楽団(映画形式)。当日は「部員ではないが聴講生的に音楽研究部の行事に訪れたい」という感想ももらい、主催側としては嬉しい気持ちになりました。今後も魅力的な企画を考えて活動していくつもりです。(報告:3年副部長上林)
【参加者の感想】
・2回も観たので、内容もしっかり把握できた。映画館ではないので、気づいたことやツッコミなど、喋りながら観ることができ、より楽しめた。指揮者により、重めだったり、あまり溜めなかったり…違いがあり参考になった。ウィンナーワルツでは、踊りながら歌っていて、雰囲気が掴めた。(2年岡部)
・序曲は、オペレッタの内容の伏線を張っているということに驚いた。よく耳にしてきたが、これからは映像が同時に浮かび、少し聴き方が変わるだろう。(1年島村)
・全曲を聴いたことで、序曲に用いられている音楽の場面がよくわかった。当時の文化や流行、他の国に対するイメージなどが現れていて、とても興味深かった。(2年門上)
・ホールの大スクリーンでの上演は、音響も良く、作品の魅力が一層引き出されていて、臨場感があり楽しいひとときでした!(3年佐倉)