「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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7月4日(月)6,7限
モスクワ音楽院講師で、くらしき作陽大学特任講師のアントン・イグブノフ先生をお迎えし、本校音楽ホールにて「ミニコンサート&公開レッスン」を行いました。
はじめに、ミニコンサートではバッハのシャコンヌ、シューベルトの即興曲op.90 作品49、ショパンのバラード第4番を披露いただき、素晴らしい演奏に一同圧倒されました。
続いて、本校生徒2名に対してレッスンを行っていただき、全校生徒が聴講しました。
「いいピアノストはここでホールの静寂を聴いてから次を弾き始める。落ち着いて呼吸をする時間を持とう。」「シューマンは男性、しかもドイツの。そのシューマンが作曲した曲を弾くのだということを念頭に置いて。」など、様々な観点からご指導いただき、直接ご指導いただいた生徒本人やピアノ専攻の生徒だけでなく、すべての専攻の生徒にとって貴重な時間となりました。多くの生徒がレッスンの間中、頷きながら必死にペンを走らせ、食い入るようにステージを見つめていました。
終了後には、時間の許す限り質問を受け付けてくださるということで、長蛇の列ができましたが、一人一人に丁寧におこたえくださいました。
アントン・イグブノフ先生、くらしき作陽大学の先生方、本当にありがとうございました。
以下は、レッスン受講生徒の感想です。
〇ミニコンサートでは高音と低音の響きが綺麗で立体感があり、感動しました。ダイナミクスの幅も大きく、引き込まれました。レッスンでは、ホールでの演奏のポイントを教えていただきました。教えていただいたポイントを意識して練習しようと思います。ありがとうございました。
〇緊張してしまいましたがとても楽しく、30分という短い時間の中で密度の濃いレッスンを受講することができました。ロシアンメソッドについて初めて学ぶことができ、指先への重みのかけ方や音楽の流れの作り方など、たくさんの視点からご指導いただけてとても嬉しかったです。今日学んだことを最大限に生かして、もっと繊細な音を奏でられるようになりたいです。